他の品を頼みたいが為に、再び郷土華風百菜の店。
まずは着席と同時に突き出される、突き出し三点から。
どれも濃ゆくて、酒ばかりが進んでゆく。
■茄子の炒め
■豚肉の炒め
■煎り豆と刻み海苔
黄酒と呼ばれる紹興酒より、孔巳乙(コンイージー)十二年を選び、ショットグラスで常温で。
■麻拉皮蛋(マーラーピータン)
皮蛋に紛れて見え隠れする、蟹の一部が如き形状でクリスピーな食感は何だろうとスタッフに尋ねると、
「唐辛子ですね」
と物騒な回答。
意外と辛くも無く、さくさくとスナック感覚で。
■香腸(腸詰)
向かって左側は香り高くも甘く、手前の辛味噌と共に食すと酒は止まらない。
■パクチーサラダ
野菜を忘れると延々赤く黒い物体を喰う破目になるやもしれぬので、積極的にグリーン菜のを頼みたい。
意外と薄味なのは、他の品を取り混ぜて食すのだと気付かされた炒飯をうっかり撮り損ね、次の店へと移動します。
(了)
投稿者 yoshimori : September 8, 2008 11:59 PM