とざい、東西~。
『歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎 昼の部』
前回同様、寒空の中、多国籍な方々と並んで並んでの幕見で御座います。
「三、花街模様薊色縫 十六夜清心(いざよいせいしん)」
清心■尾上 菊五郎(音羽屋)
十六夜■中村 時蔵(萬屋)
恋塚求女■中村 梅枝(萬屋)
船頭・三次■中村 歌昇(萬屋)
俳諧師・白蓮、実は大寺 正兵衛■中村 吉右衛門(播磨屋)
人生の悲喜こもごも、喜怒哀楽の全てが凝縮されている舞台の真中に立つのが、鬼平こと長谷川 平蔵なのか思うと、趣き深いですなァ。
「四、鷺娘(さぎむすめ)」
鷺の精■坂東 玉三郎(大和屋)
「玉様は役者じゃなくて女優」と云われる訳がよっく分かりましたな。
涙が出まさァ。
銀座まで歩きまして、とあるビルヂングに入る馴染みの蕎麦屋とやらで、妙興寺の蕎麦を手繰りながら高野山の般若湯でも頂きましょうかねぇ。
(了)
投稿者 yoshimori : January 24, 2009 11:59 PM