May 09, 2009

◆『浅草橋五丁目一番八号』

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『第2回 浅草橋紅白マロニエまつり 大川寄席』

前座■古今亭志ん坊 「与太郎小咄~酒の粕」
志ん橋師匠のお弟子さんなんてぇ云いますな。

真打■桂才紫 「粗忽長屋」
風の強い日に飛んだであろうカツラを拾ったという才紫師匠、持ち主に返す際に云った一言がカツラユーザーをひどく傷付けます。

「とんだことで」
「と、・・・何だ! 馬鹿にしてんのか!」

「いいや、いや、そんな、馬鹿になんてしてないずら
「ず、・・・馬鹿にしてるじゃないか! 何だ君は、名前、名前を名乗りたまえ!」

「ええー、名前ですか? わたくし、と云います」
「か、・・・ふざけるな!」

つくってますねぇ。

真打■古今亭菊之丞 「替わり目」
菊之丞師匠、台東区寿在住なんてぇ仰いますな。

青森の保育園児の前で高座にアガった師匠、かぜ(扇子)の使い道を園児らに指導します。
「これは何でしょう」なんて控え目に開いた扇子をしゃもじに見立てて、ごはんをよそってる動作をすると、
園児らは「へら! へら!」と口を揃えて叫びます。
「これはしゃもじっていうンですよォ」と正しても、
「へら! へら!」と治りません。
当日の打ち上げにて、園長先生から
「あの、津軽弁でしゃもじを『へら』って云うンです。こどもたちを責めないでやってくだせェ」
と返され、決りが悪ィんでさァね。

お仲入りで御座ィます。
グラウンドを歩く木久扇師匠が見えますな。
別の星の生き物みてェな印象でしたィ。

紙切り■林家正楽
「馬」
「相合傘」
「神輿」
「屋形船」
「野球のピッチャー」
「マロニエ」

トリ■林家木久扇 「随談」
大河内伝次郎、田中角栄、大平正芳の声帯模写。

抽選会
三等:木久扇ラーメン
二等:咄家サイン色紙
一等:手拭い

手拭いが欲しかったンですがねぇ、全はずれで御座ィます。

お天道様はてぇと、南天に鎮座ましましてやすが、キチガイでペイイチ飲って、〆に蕎麦でも手繰りやしょうかねぇ。

(了)

(工期満了)

投稿者 yoshimori : May 9, 2009 11:59 PM
コメント

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Posted by: traduceri engleza romana : November 1, 2011 06:27 AM
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