<20090624現在、加筆・訂正中>
千代田線、湯島駅から地上に出ますってぇと、切り通しの坂が本郷に向かって伸びておりまして、だらだらっと、なんてぇ云いますと下ってる表現になっちまいますがねぇ、やっとこ上るってぇと、湯島天満宮に行き当たりますな。
湯島天満宮(湯島天神)@湯島
まだ開場前だってぇのに、ひとが並んでおります。
あたしゃ未だテケツを持って無ェってんで、ぼんやりと行列を眺めながら、所持者の到着を待ちまさァね。
開演時間前に無事に落ち合いまして、テケツ手に入れ、参集殿への入りで御座ンす。
『ぎやまん寄席番外編 市馬・喬太郎ふたり会』
前座■柳亭市也 「子褒め」
伊勢屋の番頭を「厄そこそこ」と攻めるくだりは省略でしたな。
真打■柳亭市馬 「藪医者」
「川柳師匠、雑司が谷在住」
「弾き語りで夜通し歌うが、周りは墓地と民家」
「師匠、今度にしましょうよ」
「俺にはもう時間が無ェんだ」
「医者と権助」
「お頼申しやァす」
「神田三河町、越中屋源兵衛ちう米屋から参りやした」
「どーれ、米屋さん、何かご用で」
「先月の米の勘定をもらいに来ただ」
真打■柳家喬太郎 「(吉田御殿の御乱行)」
「大阪で市馬師匠とふたり会」
「一泊して青森で白鳥師匠とふたり会」
「そしてまた東京で市馬師匠とふたり会」
「吉田御殿、淀と新之助」
「皆さん、怒ってませんか?」
「腰から下は貴女が抱いております」
お仲入りで御座ィます。
くいつき■柳家喬太郎 「転疾気」
「太田裕美の『失恋魔術師』が頭から離れない」
失恋魔術師~♪
「絶対教わってない、自信あるぞ」
「存在しませーん」
「喝ッ!」
「お頼申しやァす、おや珍念さん」
「衝撃の真実!」
「屁とも思わない」
トリ■柳亭市馬 「不動坊火焔」
「浮かれてる吉つぁんに喝ッ!」
「今は宙に浮かんでおります」
近くに韓国料理の店があるってんで、辛ェのを突ッ付きながら、キチゲェ水でも頂きやしょうかねぇ。
(未完)
投稿者 yoshimori : June 22, 2009 11:59 PM