<20090823現在、加筆・訂正中>
『第五十回 鳥越落語会』@浅草橋二丁目
開口一番■柳家ろべえ 「垂乳根」
ろべえあにさん、羽織を着てますな。
二ツ目に昇進したかしら。
真打■柳家喜多八 「お化け長屋」
「あたしの独演会だし、CDでの出囃子なんで、何だっていいんですがね、前座が『正札附き』ですよ、六代目圓生師匠の」
「雲助兄貴にトリをお願いしたんですが、『八時に帰りたい、犬の散歩があるから』と付き合いが悪いンですな」
「学生時代、落研の先輩が円山町ラブホテルの息子で、高座用に使う畳を持ってきたのはいいけど、ホテルで起きた心中事件で撤去された畳だった」
真打■五街道雲助 「もう半分」
煮売り酒屋亭主、芝居調で老父を刺殺。
「ひひひひひ、もう半分おくれよゥ」
お仲入りで御座ンす。
トリ■柳家喜多八 「長屋の算術」
「雲助兄貴演ずる『髪結新三』の芝居調の件で、圓太郎、『あら素敵あら素敵』を連呼」
春風亭一朝師匠、歌舞伎座で笛を吹いてた頃のエピソード。
「稽古中の女形(おやま)の喧嘩は、女同士の如く髪の掴み合い引っ張り合い」
「ねえさん、って云っても爺さんなんですがね、『あんたたち!あたしの前で諍い事はァ、あ許さ~ねェ~!』と見得を切って仲裁してると、思わず『音羽屋ッ!』なんてぇ云いたくなりまさァね」
「『船徳』は高座がガタつくってんで、危ないから演らない」
「『青菜』は京都の嫌味な商人(あきんど)の噺、江戸っぽくないから演らない」
「豚カツ屋でつらい過去」
「四十三銭です」
(未完)
路猫@浅草橋