わがやのかくんのひとつに「かねにいとめはつけない」といういちぶんがあります。
せんじんのおしえはたいせつにしようと、たくしーにのって「ぎょうれつ」のできるゆうめいてんのみせさきへのりつけます。
すでにぎょうれつができていますが、そこはひとつおとくいの「そでのした」さくせんです。
「そういうのはこまるな」
おどろいたことに「しゅじん」らしきおとこは、「やまぶきいろのおかし」をつっぱねました。
いまはもうなくなった「そうりだいじん」すらもれつにならばせたという「いつわ」もうなづけます。
けんもほろろ、しかたなくれつのさいこうびにならびます。
のれんにうでおし
ほんじつのおすすめ
みわくのさんしな
しふくのときをすごしたわれわれは、おごそかに、そしていふうどうどうとみせをあとにするのでした。
(おわり)
(足立左衛門尉遠元)
投稿者 yoshimori : August 23, 2009 11:59 PM