October 12, 2009

『さんまとけむりと』

おはようございます。

てらすにつながるまどからそとにでて、となりにすむ「ろうふうふ」にあいさつをします。
・・・。
へんじがありません。
せんたくものがほしてあるので、へやにはいるのでしょう。
なかにひきこもっているようです。
ひとのけはいはしますが、てらすにでてくるようすはありません。

こちらのおもうつぼだ。(にやり)

きょうはてらすで「さんま」をぢゅうぢゅうとやいて、けむりをもうもうとだすひなのです。
せっかくほした、となりのせんたくものは「さんま」ふうみになります。
「あきのみかく」とおもえば、ふうりゅうですね。

「やきば」たんとうのひとがきて、しょくざいをやきはじめます。
「さんま」はおもしろいくらいにけむりをふきだし、まるで「のろし」のようです。
めにみえて、となりのせんたくものにしろいけむりがしみこんでゆきます。

あら、おとうさん、さんまふうみね。
いや、かあさんこそ、さんまさんましているよ。

「ろうふうふ」のいちにちでいちどきりのかいわです。

「やきば」のひとが「しろくないほうのけむり」をすいこんだせいか、「いしき」をうしなったので、やきものはおしまいです。
「さんま」さえやければ、もう「ようなし」なので、とくにおこしたりはしません。

となりにすむろうふうふとのたたかいははじまったばかりです。

ほしがりませんよ、かつまではね。

やきばのひと、がいこくがえりのひと、かきにあたりつづけるひと、わいんのひと、そうしきがえりのひと、みんなありがとう。
きみらのはたらきで「さんま」がおいしくたべられました。

つぎの「やみなべ」まつりでのさいかいをねがって、きょうはおひらきです。

かいさん。

(おわり)

投稿者 yoshimori : October 12, 2009 11:59 PM
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