きょうかがっしゅくということで、しゃかいてきじゃくしゃがあつめられます。
がっしゅくさきでふるまわれたのは、なべいっぱいにくとやさいのでした。
しゃかいてきじゃくしゃは、しにくにむらがるはいえなのようにとびつきます。
あつい!
あたりまえです。
ふだんのしょくせいかつがうかがえるいっしゅんです。
むちをふるう「きょうかん」になべからはなれるようにめいれいされます。
ぴしーり
かなしいおとがひびきます。
おとにつづいてきこえるのはひめいです。
さんかしゃのひとりがよつあしのまま、がっしゅくじょからにげました。
たかいへいをこえ、わなでいっぱいのぞうきばやしをぬけ、いちょうなみきをはしりぬけます。
ぼくもあとにつづきます。
いのちがけのとうひこうです。
しっそうかんはつたわるでしょうか
おってをきにしながら、ふりかえりふりかえり、あてもなくにげににげます。
おちばをさくさくとふみしめて、いのちのたいせつさをしるのです。
(おわり)
投稿者 yoshimori : November 14, 2009 11:59 PM