どうにも体調が優れないってんで、病院に足を運ぶ。
女医だ。
「どうしましたぁ?」
咳がですね、出まして、喉が何だか痛くて、微熱っぽい感じです。
「うーん、一応インフルエンザ検査やっとく?」
あー、うーん、ええ、まあ。
「微熱でも新型はあり得るから」
でも、あれですよね、鼻に長いの突っ込みますよね?
「あれ、嫌い?」
まあできれば・・・。
「じゃあ別のでやろっか」
あ、お願いします。
「じゃあこれに洟かんで」と手渡されたのが、一枚のビニール袋。
どういう恥辱プレイなんだと思い途惑っていると、
「じゃあ鼻に突っ込む?」なんて嗜虐プレイは続き、止む無く女王様の言いなりに。
結果は陰性。
処方された薬を貰い、ふらふらと帰る。
「お大事にぃー」
奴め、ひとりで愉しんでやがる。
(了)
投稿者 yoshimori : November 17, 2009 11:59 PM