イギリスの児童文学作家、イーディス・ネズビットが『砂の妖精』の作者だったと知り、人知れず涙する。
幼少の頃、何度も読み返していた、『まほうだらけの島』の作者でもある彼女は、NHKでのアニメ番組『おねがい!サミアどん』の原作者だった。
当番組のエンディングテーマは、演歌を唄う前の長山洋子だったのを記憶している。
遅くとも1972年に国内にて出版された、『まほうだらけの島』は既に手元に無く、数年前にネット通販にて買い直した。
が、現在では所在を失念している。
転居の予定でもない限りは、永遠に発掘されないのだ。
推測の域を出ないと断っておくが、ネズビットは過度の喫煙による舌癌にて1924年に没した。
児童向け文学とは云え、過酷な執筆環境だったろうか。
(了)
投稿者 yoshimori : November 20, 2009 11:59 PM