文京区白山を徘徊している。
白山の地名は、十世紀に加賀白山より分祀された神社の名に由来するという。
いや今はそんなことよりも、自らが愛煙する銘柄が見つからないのだ。
京北や京華の各中高等部、東洋大学を含む学生まみれの街だというのに、内包する学生数に比例せず、コンビニエンスストアの軒数は圧倒的に少ない。
昼時にレジは地獄と化すのだろう。
散々歩き回ってたどり着いた一軒の薬局、硝子越しに求める品の陳列棚が見える。
やれやれと入店も、何の因果か求める8ミリはそこになく、用のない6ミリがあるだけだ。
禿頭(とくとう)の店主に8ミリの取扱を尋ねるも、ただ首を振るばかりで、毛ほどの役にも立たない。
・・・屈辱的だが妥協せざるを得まい。
放浪の結果をここに記そう。
曹洞宗 醫王山妙清寺(みょうせいじ)@白山五丁目
本院への石段
本院、山号額
手提げ桶
浄土宗 憶忘山浮雲院心光寺@白山五丁目
山門
時間だ。
今から目的の場所にて、「信濃」と6ミリを存分に味わうのだ。
(了)
黒猫@妙清寺
(0802工期満了)
投稿者 yoshimori : July 29, 2010 11:59 PM