ほんかくてきすみびやき、じかせいおでん、おおさかふうくしあげをうりにしているみせにきています。
さきにはいってこいちじかんがけいかしましたが、まだよていしたにんずうにたっしていません。
きんようびだからでしょうか、とにかくてんないはこんざつをきわめ、すたっふたちもてんてこまいです。
まずはと「おのみもの」をきかれます。
さいしょはびーるですね。
・・・。
なかなかきません。
さいそくついでに、しーざーさらだ、ぽてとふらいをたのみました。
のみものがきました。
ついでに、とりとぶたがもりあわさったすみびやきをたのみました。
すみびやきのもりあわせだけがさきにきました。
しお、からし、しちみとうがらしでいただきます。
そうこうするうちに、ぞくぞくとなかまたちがあらわれます。
なかまたちののみもののちゅうもんついでに、おおさかきゃべつやきをたのみました。
のみものがきました。
ようやくかんぱいです。
かんぱーい。わー。がしゃーん。ぱりーん。
くだけちったがらすへんをあつめにすたっふがあらわれます。
そのついでに、おなじものをたのみます。
おおさかきゃべつやきがきました。
・・・。
しーざーさらだ、ぽてとふらいはかんぜんにわすれさられているようです。
なかまのひとりがたちあがっていいました。
「のみものはおそいし、ぽてとはどうしてもたべたいし、ちゅうもんをうけておいてわすれたのはゆるさない」
しかたがないので、ちゅうもんをうけたとおもわれるすたっふ(♂)をよびだし、そのばにすわらせてのせっきょうです。
2じかんもまえにたのんででてこないしなについて、こんこんくどくどとせめてゆきます。
ときにはやさしく、ときにはきびしく、ときにはうえにくるしむこどもたちのさんじょうになぞらえて。
わずか5ふんのことばぜめにより、なみだとへんなえきたいでぐずぐずになったすたっふは、ほかのすたっふにだきおこされてたちあがり、すたっふるーむへともどってゆきました。
うまれかわったかれは、これからあたらしいみちをあゆむのでしょう、きっと、たぶん。
よわいたちばのにんげんをてっていてきにきゅうだんし、じんかくまではかいしたまんぞくかんでいっぱいのなかまたちはつぎのみせにいこうといいます。
そくとうでりょうしょうのむねをつたえました。
しましたが、つぎのみせのすたっふはなにかしくじりをやらかさなければいいなあ、とたにんごとのようにかんがえるのでした。
(おわり)
投稿者 yoshimori : August 27, 2010 11:59 PM