迂闊だった。
大概いつだって日常基本的にうかうかとしているのだが、久方振り鳩尾(みぞおち)に掌底クラスの骨身に沁み入る事態だ。
無計画性と計画性のありやなきやとは今に始まったことでもないし、それを理由としてのらりくらりと小義名分という名の言い訳を用意しつつ、決して深手を負わないだけの自負と僅かに微細な自信もあったのだが、さすがに今回はわりと結構少しがっかりもしたし、ひとつ反省でもしてみようかしらなんてちらりと考えたかもしれない。
そう、定休日だったのだ。
・・・指差しで注文したかった、あの包子(ポヲヅ)・・・。
代打を探して街をさまようのだ。
(了)
投稿者 yoshimori : August 30, 2010 11:59 PM