<ヴィーベルズッペ Zwiebelsuppe>
基本的には玉葱ひと玉を短冊切りもしくは微塵切り、鍋底にて飴色になるまで炒めるのだが、そこは男の料理という名の言い訳だけを味方に付け、皮剥き後ざく切りのまま炒めもせずに水を注ぎ込んで火に掛け煮詰め、固形コンソメもしくはブイヨンひとつを沈めて、玉葱が軟らかく煮えたところでハーブ入り塩と黒胡椒にて味を整える。
本国独逸では邪道と指差されるだろうか、仕上げにバターひと欠片を投入して完成である。
クルトンは切らしているので、斜めに輪切ってトースターに8分放り込んだバタールを浸していただく。
あ、パルメザンチーズも切らしてやがる。
今日は終日ヴィーベルズッペの味を調えるだけの一日だった。
(了)
投稿者 yoshimori : October 12, 2010 11:59 PM