<20101206現在、加筆・訂正・画像準備中>
いただいた吟醸原酒を海鞘(ほや)と共に食したいという慾望を叶ゑむが為、数寄屋橋に程近いビルヂングにて開催されている物産展の会場を目指す。
そしてまた、隣接する肥後熊本な店に立ち寄るのも忘れない。
丁度昼時であると理由を付け、まずはと肥後入りを果たす。
階上へと上がり、窓際の席に案内されて着座。
目の前には大通りを挟んでモザイク銀座阪急の壁面が見える。
卓上には藺草(いぐさ)なランチヲンマットが敷かれている。
品書きは二種のみである。
此処は一ツと海の幸を頼もう。
(画像準備中)
<海鮮丼>
刺身◆鰤、鯛(天草直送)
このみ漬け◆鮗(このしろ)、小鰭(こはだ)の甘酢漬け
辛子蓮根
小鉢◆小松菜の煮浸し
御飯◆熊本2号
汁物◆麦味噌、南関揚げ、石蓴(あおさ)の味噌汁
香の物◆金平牛蒡
水菓子◆蜜柑
さて、本命である海鞘を探そう。
とは云え各階毎に「あて」的食材が誘惑して止まない。
企画に踊らされているのは承知の上なのだ。
◇とうふよう@沖縄 ・・・ 赤色は紅麹使用。
◇焼き鰯@宮崎・日向灘 ・・・ 片口鰯(かたくちいわし)。
◇酒盗(しゅとう)本造り@高知 ・・・ 鰹の胃と腸を原料とする塩辛。本造りは塩分多め。
◇ホワイト六片@青森・天間林村 ・・・ 低臭にんにく。
◇乾燥海鞘@宮城・石巻(三陸) ・・・ 外装は燐寸箱程度の寸法。
◇辛子蓮根@熊本 ・・・ 切り口が熊本藩細川家の家紋である九曜紋に似るという。
残念ながら探していた壜詰め海鞘塩辛は見当たらず、止むなしと上記の乾き物を買い求める。
又、自前の黒七味(原了郭製)を切らしており、ついては従業員に尋ねてみるも取り扱いはないという。
まァ其れも致し方なしとして、購入した食材を「あて」化せしめむと持ち帰るしかないのだ。
(蜜柑)
投稿者 yoshimori : December 4, 2010 11:59 PM