December 19, 2010

(工事中)『十二月中席~棟中見廻日記』 (第漆回・最終回)

<20101230現在、加筆・訂正・画像準備中>

晴天である。
亡くなった噺家が数名登場する夢を見た気がする。

06:00 起床
08:00 朝食(パン◇2枚、ジャム◇ストロベリー、ママレード◇オレンジ、飲み物◇牛乳、盛り合わせ◇ツナとレタスと胡瓜とトマトのポテトサラダ、チーズ◇Q.B.B.、フルーツ◇蜜柑)

看護師が訪れ、午前中には退院という。
はやくにんげんになりたい。

廊下で死神のような風貌の二十代前半と思しき女子とすれ違う。
自己の経験則に前例がないくらいに痩せて見え、歩行もゆらゆらとして形無しの日本舞踊のようである。
番茶の入った電気ポットの上部を押して、茶碗に注ぐ行為さえ大儀そうに見える。
娘、達者でな。(涙)

10:00 退室

手術費、入院費、その他諸々の支払いもせずに病院から離れる、何故なら今日は日曜だから。
徒歩にて帰宅。
疲労か鉄分不足か足取りは決して軽くない。

自宅にて眠らないまでも床に就く。
食慾もさほどなく、塩飴の塩分と糖分だけで生きている。
何かを身の内に入れねばなるまいと布団より這い出る。

19:00 夕食(月見饂飩、摩り下ろし林檎)
23:00 就寝

世間的には微々たる病歴ではあろうが、個人的には長い闘いだったと思う。
主治医より向こう二週間は飲酒、旅行、運動を差し止められているのだが、他人に厳しく自分に優しい身としてはかなり難易度は高い。
願わくば、酒の無い国に行きたい二日酔いが三日目にまた帰りたくなるように、禁酒だけでも三日で済ませていただきたいものだ。(阿呆)

(未完)

投稿者 yoshimori : December 19, 2010 11:59 PM
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