January 26, 2011

『くらやみのてんし』

なんだかざわざわしますね。

「ぱり」からはじまり、ながれながれて「ぷらは」にきています。
まぁ、きがふれたとおもってきいてやってください。

おそろいのしゅうじんふくをきた「て」のながいひとたちがでむかえてくれますが、あまりこういてきではありません。
よくみるとあたまから「とげ」のはえたひとたちもいます。
きいろいふくをきたひとはあしがのろいようです。
やりすごしたいのもやまやまなのですが、かれらはゆくてをはばむいちにいるため、ふりかかるひのこははらわねばなりません。

すこしとくしゅなちからがあります。
ひらかないとびらのわからない「ぱすこーど」をわりだすくらいはおちゃのこさいさいです。
それだけにしかつかえないちからというのも、なんだかなかんじですが。

おそろしげな「てき」とそうぐうします。
ふぁーすとこんたくとのときは、すごいいきおいでわきをすりぬけられました。
ずいぶんとなめられたものです。

やがててきさんは「だくと」をつたってめのまえにあらわれます。
・・・まぢかでまじまじとみると、こいつは「いのぶた」ににています。
しかも、「ひとくい」のくせにちっともこわくありません。
こいつにくわれるきがしません。
くらやみでひかるめは「おくめ」で、どことなくあいきょうもあります。

むかってくるのでおうせんします。
わりとあっけなくたおれますが、すぐにおきあがるふくつのせいしんをもっています。
めんどうなので、やつよりもはやくうごいておしげもなく「だんがん」をたたきこみます。
なんどかたおれて、なんどかおきあがると、じぶんのいしとはかんけいなく、ふところよりとりだしたとくしゅな「ぼう」でとどめをさしました。

・・・はやくつかえっての、それを。

そして、おんなのひとがとじこめられているへやへのりこんで、せんしゅこうたいです。
つぎは「みず」がいっぱいのえりあにゆくといいます。
・・・もういきぐるしくなってきました。
できればおよぎたくないなとおもいました。

(おわり)

投稿者 yoshimori : January 26, 2011 11:59 PM
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