本日ァ文京区での図書館主催の落語会でござんす。
かつては「ぼるだりんぐ」の為に通っていたなんてぇ神田川沿いのじむを横目に、直ぐ先の文京区へ足を踏み入れまして会場へと向かいます。
『落語と講演会「笑う門には健康気たる」』
@水道二丁目・水道端図書館四階ホール
・・・講演会って、とうとう此処まで来たかという感慨もひとしおですな。
あたしゃァ何処に向かってるんでしょうか。
昭和な会議室然とした無音の室で時刻を待ちますと、CD音源の出囃子が流れまして、袴姿の林家うん平師匠の登場で御座ィます。
前半の講演会の内容はてぇと、うん平師匠の生い立ち、親からの勘当、師であるこん平への入門、お父ッつぁんの死、再入門、こん平師の多発性硬化症との闘病生活、という様な流れで健康談義になり、まいんどこんとろーるの手口なんぞも披露されまして、うん平師匠のお色直しで御座ィます。
お仲入り。
林家うん平◆お見立て
うん平師匠、先程と同じ着物から袴を脱いで羽織りを羽織っただけと自ら仰います。
本編:
何故か「暗蒙養空信士」を抜いての「菊寿童子(うろ覚え)」、「故陸軍上等兵」と続きましてのサゲと相成ります。
会の中でお見掛けしました隣の隣の席に座る日本人とは思えない風貌体型の持ち主の白髪髭面と釦(ぼたん)が弾飛びそうな「わいしゃつ」に腕捲り、素足に疥癬系さんだる履きという姿で落ち着き無く室内を徘徊する様が大変に気になりました。
図書館長より〆のご挨拶を賜りましてお開きで御座ィます。
此処から歩いてゆける花街にあるなんてぇ店ぇ目指しまして、「蛸」の看板に掲げます西班牙な暖簾をぐいと抉じ開けたところで丁度時間となりましてお後と交代で御座ィます。
(了)
<覚ヱ書キ>
◇岩筒雄命と赤城姫命
久久に参詣しますとかつての木造の社は跡形もありませんで、近未来型すけるとん仕様でした。
少年野球の団体が優勝祈願だか観光だか知りませんが、敷地内をうろうろとしてまして、取り巻く大人等の素行の悪さが目に余り、野球少年だけには為りたくないと心底願いました。
@赤城元町・赤城神社
◇日蓮宗池上本門寺末寺
お祖師さん系は矢張り読経が派手ですなァ。
@神楽坂五丁目・鎮護山善國寺(毘沙門天)
◇四代目桂米丸
坂上の中華料理店からお独りで出て来られたのが、御年八十六歳の此の師匠でした。
@神楽坂五丁目
◇西班牙葡萄酒
//Acoústic Blanco
//La Planta Rosso
@神楽坂四丁目