ぼんやりときゅうじつをすごしています。
あさからつよいかぜがびゅうびゅうとふいています。
まどからそとをながめると、でんせんがしなっているのがよくわかります。
てらすにある、おとなりさんとのきょうかいせんの「ぶろっくべい」がふおんなおとをたてています。
みれば、いまにもたおれそうなくらいにしなってゆれています。
きづけば、したのほうにしゃれにならないきれつがいくつかはいっているようです。
・・・かざむきをかんがえると、うちのほうにたおれてきそうです。
かぜでたおれるまえにこちらからむこうがわにたおしちゃおうかな?
いっしゅんほんきでかんがえましたが、あとのことをかんがえてやめておきました。
ひるをいくらかすぎたころに、「ともだち」のうちでほーむぱーてぃーがおこなわれるとのれんらくがありました。
しかも、おなじいえにすむふたりからべつべつにです。
おうちでかいわがないのかな?
すぐいきますとへんじをしたわりにはのろのろとしたくをはじめ、ともだちのうちについたのはごご6じをすぎていました。
しょくたくには「からあげ」がやたらとじゅうじつしていました。
たべてもたべてもへりません。
まだあたたかい「なん」をむしって、いろんなあじの「かれー」にひたしてたべます。
もちよった「ながの」のさけをのんだくれます。
「ほうぼう」のさしみをわさびで、「かつお」をしょうがやっつけます。
「ろーるけーき」をたべたりのんだりします。
きがつけばひづけがかわるじかんになっていました。
ともだちはげんきにさわいでいます。
ぼくは「うすで」のうわぎをきこむと、かえりじたくをはじめます。
ありがとうさようなら、ぼくのともだち。
さいごの「わいん」がなにいろだったかわすれてしまったよ。
「おりおんざ」をながめながらかえることにするよ。
(おわり)
投稿者 yoshimori : March 26, 2011 11:59 PM