どうにも食が細くなっている気がする。
自宅での妄想劇場が愉悦に過ぎ、前月度比で酒量が激減している所為だろうか。(やや嘘)
そうだ、内臓を喰おう。
目指すは西亜細亜周辺民族の方が采配を振るうという稀有なほるもん専門店である。
運ばれて来る炭火の赤外線効果で肌艶がみるみる甦る(気がする)。
和牛脂付きしま腸(醤油・にんにく醤油・味噌・甘辛・塩・梅だれ)
和牛肝グレンス(塩)
和牛上ミノサンド(味噌)
極上とまで名の付くシビレが品切れだったのは残念だったが、それでも多量の脂を摂取した気になった。
顔面から零れ落ちそうな脂をなみなみと湛え、今日はもう顔を洗わないぞと決め込んで、二軒目の店では先に取り込んだ脂に蓋をするべく、泥炭仕込みの酒精を五臓六腑に滲み渡らせるしかないのだ。
(了)
投稿者 yoshimori : May 7, 2011 11:59 PM