February 16, 2012

◆『二上り括弧と梅の栄と外記猿』

本日ァ、中目黒での落語会でござんす。
朝からの雪で御座ィまして、足元がおぼつきませんな。

『中目黒寄席第106回公演』
@上目黒二丁目・中目黒GTプラザホール

柳家ろべえ◆鈴が森

ろべえあにさん、喜多八師匠の叫びの間と吃音具合がそっくりですなァ。

本編:
屈んだ箇所に丁度筍が生えてございまして、尾籠な話であれですが・・・まァ刺さります。

柳家禽太夫◆佐野山

「先日、鳥取での落語会に呼ばれて参りまして」
「何でも鳥取県の人口は50万人くらいだそうでして」
「会場は公民館だったんですが」
「当日は丁度雨が降っておりまして」
「ところどころ雨漏りするんですね」
「で、会の世話をしてくださってるご高齢のご婦人に聞きました」
「『ここはいつもこうなんですか?』」
「『もうそんな、いつもじゃないよー、雨降ってる時だけ』」

元力士がてれび中継における解説具合の妙味を面白可笑しく説明なすってくだすったンですがね、如何せんその親方の名をあたしが覚えられず、此処に記す事ができやせん。

本編:
「谷風、情け相撲の一席でございます」

柳家ろべえ◆盃の殿様

この噺、喜多八師匠の持ち根多でござんすな。

柳家禽太夫◆薮入り

サゲ:
「主(しゅう)のお蔭だ」

追い出しが鳴りまして、お開きで御座ィます。
降り頻る雪を軽やかにかわしながら、東横線で引き上げまさァね。

(了)

投稿者 yoshimori : February 16, 2012 11:59 PM
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