June 29, 2012

◆『醗酵する男子』

本日ァ大学校での講座受講でござんす。

『桜美林大学アカデミー特別講座 桜美林寄席 日本の伝統文化に親しむ(第四回)』
@四谷一丁目・桜美林大学アカデミー(四谷)

柳家初花(しょっぱな)◆子褒め

「二ツ目勉強会をここ四ッ谷でやらさせていただいております」
「新宿通り沿いにあります、"Three Thread"というビールが飲めるパブですね」
その店は何度か伺った記憶がありますがね、かうんたあのある店の印象しかないてんで、何処に高座を設えるのか想像さえできません。(後で聞けば、個室はあるみたいですが)

一龍斎貞寿◆義士銘々伝 安兵衛の婿入り(前編)

「この講座の趣旨として、『忠臣蔵』の何かを演ってくれと云われまして」
「忠臣蔵、我々講談の方「」では『赤穂義士伝』と呼びますが」
「『本伝』、『銘々伝』、『外伝』とありまして」
「『本伝』がいわゆる忠臣蔵本編のお話ですね、松の廊下から始まり、吉良邸討入まであります」
「『銘々伝』は、四十七士に関するエピソードです」
「堀部安兵衛、高田馬場決闘なんかが有名かと思います」
「『外伝』とは、その四十七士の家族、友人などの話になります」
「今回はその中より、銘々伝の抜き読みでございます」

柳家初花◆薬罐

本編:
隠居による「水沸かし」の説明にて講談調に転じます。

一龍斎貞寿◆義士銘々伝 安兵衛の婿入り(後編)

「ただ今時刻は9時26分ですが、会場は9時半に撤収でございます」
「あと4分で演れと云われれば、できないこともないですけれども、皆様いかがでございましょうか、後編を演らせていただいても」
(拍手)
「ありがとうございます、・・・これも前編が長過ぎたせいでもあるんですが、では」
ぱんっ(張扇音)

お時間となりまして、お開きで御座ィます。
三栄通りの端にあります店を目指しましたが、空席にもかかわらず「忙しいから」という理由で門前払いを喰らいまして、三丁目方面と歩を進め、惣菜売り場を横目で見ながら階上に向かいますと、会社の飲み会でしょうか、若造がひとり泣きながら気焔を吐きまくっておりますが、それを肴に飲んだくれまさァね。(無理)

(了)

投稿者 yoshimori : June 29, 2012 11:59 PM
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