07:05
おはようございます!
・・・ここはどこでしょうか、みなれないふうけいがめにとびこんできます。
・・・おおきくしろいすくりーん、りくらいにんぐのままでこていされたかたちのまっとれす、ふしぎないろのもうふ、たたみじきのゆか、りずみかるかつふきょうわおんなねいき・・・。
・・・ざしきろう?
いや、ちがいます、おもいだしました、ここは「うどんけん」です。
さあ、あさから「たんすいかぶつ」をはげしくせっしゅしますよ!
09:32
@みとよし・たかせちょう・かみあさ
1けんめ、ちずのせつめいには「しょうがっこう」をめざせ、とあります。
「ゆうびんきょく」をみつけました。
とりあえず、むだんでちゅうしゃします。
おっと、めのまえにはめざす1けんめが、そこに。
・・・かんばんもなにもありません。
ひなびたまちによくある「しょうてん」のていですが、「うどん」の「う」のじさえありません。
とびらをあけると、こむぎかがかおります。
てんいんとのやりとりは、めんのおんどとおおきさをえらんでつたえるだけ。
おぷしょんは「なまたまご」のみです。(「あおねぎ」もあるよ)
おかいけいでさえ、「たべおえてからのうつわとひきかえ」にしはらうのです。(どんだけひとをしんじているんだ)
◇めん(あつ)・おおきさ(しょう) 150
◇たまご 20
わりいれたたまごをはしでかきまわし、うどんのねつできみとしろみをだまじょうにします。
きじょうゆを2まわしはんほどかけて、「かまたま」のかんせいです。
そとにある「たけ」でできたいすにすわり、あさのすずかぜをあびながらのぶれっくふぁすとです。
むじょうのしあわせをかんじました。
・・・さてと、つぎつぎ。(はくじょう)
10:50
@まるがめし・いいのちょう・ひがしふた
「まるがめ」にまでやってきました。
かんこうだと?
そんなものは、いぬにでもくわしてやれ!
ごめんなさい、ついさけんじゃいましたね。
いちおう「まるがめじょう」とやらをちらみだけしときました。
2けんめ、かんばんには「じゅんてうちうどん」とあります。
「ぴゅあ」なひとがてうちしてますかね。
◇ひやあつ(しょう) 120
◇とくじょうちくわてん 100
◇げそてん 100
たしかに、ふぞろいのうどんたちがてうちかんまんさいです。
ないようぶつはふめいですが、ちくわてんは「とくじょう」なあじわいでした。
12:47
@たかまつし・かめおかちょう
ついに「としんぶ」へとなぐりこみます。
おおどおりにそびえるおふぃすびるやかんこうちょうしゃがひしめく、だいとかい「たかまつし」です。
とおりむこうに「かがわけんちょう」がみえます。
そして、ほかのみせとことなり、ここのみせには「わかぞう」しかいません。
かぞくづれやねんぱいのかたがたはかんぜんにはいじょされています。
しながきには「はんたま」なるひんもくがあります。
1たまのはんぶんという、うどんはしごぐみにはやさしいこんせぷとですが、ここは「おとこらしさ」と「ばかさかげん」がいこーるとなった、ほうこくせいのないいせいのよさでたちむかいます。
「みせものぱんだ」てきに「あげば」にとじこめられた、じゅくれんの「あげものがかり」が「ちくわ」と「はんじゅくたまご」をしょくにんてきしぐさで、やすみなくあげつづけてゆきます。
じょうきの2ひんもくだけが、「あげたて」をうりにしており、ほかのてんぷらたちはさびしく「あげおき」にされています。
◇ひやひや(1たま) 140
◇ちくわのてんぷら 90
◇はんじゅくたまごのてんぷら 90
まさにあげたてです。
ころもはまっしろ、しょっかんさくさくです。
とっぴんぐえりあのぼうるには「かっとれもん」があったので、ひとついただいておきました。
「ひやひや」なので、さっぱりいけますね。
13:30
@たかまつし・りつりんちょう
「りつりんこうえん」にきました。
「くり」の「はやし」とかいて「りつりん」です。
17せいきに、さぬきりょうしゅ「いこま・たかとし」が「なんこ」とよばれるみずまわりをぞうえいし、そのご「まつだいら・よりしげ」にひきつがれ、いごまつだいらし5だいが100ねんかけてかんせいさせたという、たいへんきあいのはいったていえんです。
・・・これがみんなにとってゆいいつのかんこうでした。
16:00
@たかまつし・こうなんちょう・おか
れんたかーを1だいへんきゃくし、「たかまつくうこう」へときました。
ここでどうこうしゃのうち3めいを「とうきょく」へひきわたします。
ほんらいならばいどうもままならないはずの「かりしゅっしょ」にとくべつたいぐうをあたえるというとうきょくのかんだいなこころづかいです。
さようなら、3めいのざいにんたち、けいきをおえたらまたさぬきであいましょう。
18:00
@たかまつし・こうなんちょう・よこい
もう1だいのくるまで、しばらくしないをさまよいました。
3めいともけいたいでんわのじゅうでんがあらーとをだしています。
ぼくいがいの「いぞんしょう」である2めいのためにでんりょくをもとめて、「みちのえき」までたどりつきました。
ろじょうせいかつしゃのように、こうきょうのしせつから「でんき」をぬすみます。
じゅうでんかんりょう。
さて、じかんとなりました。
19:00
@たかまつし・こうなんちょう・おか
もうひとりのざいにんをふたたびくうこうまで「ごそう」します。
ほかのものよりすうじかんたいざいじかんがながいといって、すこしゆうぐうされたといいきにならないようにとくぎをさしておくのもわすれません。
さいごにぼくともうひとりだけが「かがわ」にのこりました。
かりしゃくほうちゅうとはいえ、こいつがきょうあくなはんざいしゃでないことをいのりましょう。
さて、こんやのやどをさがさねばなりません。
どうこうしゃは「『なると』でさかなをくうぜ」などといみふめいなはつげんをくりかえしています。
・・・いや、まてよ、それもわるくない。
そうだ、「とくしま」へゆこう!
これから、さいしょにとまったまちでみかけた「いざかや」とおんなじなまえのみせにはいって、こうこうせいだらけのばいとちゃんたちに「くしあげ」をたのんで、たらふくうただくという「しこく」ていすと「ぜろ」なばんさんがはじまるのですが、それはまたべつのおはなし。
(つづく)
投稿者 yoshimori : September 23, 2012 11:59 PM