January 22, 2013

『魅惑の蟹川暗渠道』

◇生涯二度目となる「新宿における南北でふたつの異なる商店街組合がそれぞれを統括するエリア」に来ている。
◇何の因果か、人生初にてこの界隈で訪れた店と、今回目指した店は隣同士だった。
◇南北に伸びる通りの並び沿いにあるその店の間口は通常の扉の3分の2程度の幅にしか見えず、あっさりと見落としがちな外装。
◇掲げられた札には”Members(会員制)”という一見排他な文言が見える。(本日のマスターは知己なのでその辺は無問題)
◇ドアを引き開けると目の前には急勾配の階段があり、登り切った先にはまた別の扉の存在が確認できるだけで店内の様子は全く伺えない。
◇それでも手摺りに頼りながら段差を踏み越えて上がってゆくと、8席程度のL字カウンターがそこにあった。
◇4時間滞在した中での飲み食いは以下の通り。
◇"CORONA", "Macallan(ISD)"
◇もつ煮、牛すじ焼き、海老とエリンギの鉄板焼き
◇いつもはひとりかふたりしか来ないとまで断言していた客足だったが、オーナーが出勤する23時半までに7名が出入りしていた様子。
◇客筋はと云えばそりゃまァ個性的としか表現のし様がない面々ばかりである。
◇その詳細をあえて割愛したまま、この街を後にするのだ。

(了)

投稿者 yoshimori : January 22, 2013 11:59 PM
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