April 24, 2013

『遺棄された島』 (第4回)

◆女である。(3人目)

◆遠くない過去に「消滅」したとされる種族の遺跡に来ている。
◆一本道の突き当たりにある大広間には既に先客がいる様子。
◆会話を聞いていると、財宝目当てに侵入した賊のようだ。(立場はそう変わらんが)
◆こんにちはー、と邪気なく近寄ったところで当然抜刀して敵対。
◆意外と苦戦してどうにか斃すと、リーダー格の男の所持品に「特殊な石」をふたつ発見。
◆現時点でこれの使用法は不明である。
◆広間の中央には意味ありげな金属製の円柱があり、胸の高さの登頂部には円盤状のパネルが設置されている。
◆パネルの表面には何かを挿入する穴が穿ってあり、手に入れた石を試しに挿し込んでみる。
◆…特に何も変化はない。
◆広間の西側には格子状で鍵穴のない扉が据え付けられており、別の仕掛けで開閉する仕組みと推測する。
◆しばらく内部うろうろを繰り返し、天井を見上げる過程である点に気付く。
◆格子状の扉の上部にはパネルと同じ形状のレリーフが飾られており、穴に該当する部分が緑色に光っている。
◆パネル上の光る穴の位置に件の石を挿し込むのだなと考え、広間へと引き返す。
◆…しかし数が足りない。
◆光る穴は3つだが、手持ちの石は2つ。
◆もうひとつあればどうにかなりそうだと思い、冒険を続ける為に新たな冒険へと旅立つのだ。
◆…豆腐を買いに向かった先にて「西の畑で大豆を、南の海でニガリを手に入れろ」と云われているようだ。
◆回り道をした者だけに与えられるという不文律を信じて。

(續く)

投稿者 yoshimori : April 24, 2013 11:59 PM
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