December 21, 2013

『ニチムス(番外編) 「西新宿~南常盤台~赤羽」』

本日は「赤羽」にて飲んだくれる日。
まっつぐに向かってもつまらないので、少し遠回りして目指す予定。

11:00
集合時間として午前中を設定していたが、どうにも準備が間に合わず、午後いちに変更。
それでも麺を茹でて啜り込む。
・塩バター

13:00
新宿駅西口にあるバスターミナル、新宿駅バスのりば、8番のりばに集合。
参加者A(主催者、北海道民),B(千葉県民)と合流。(Cは現地集合予定)
「王78」というバスに乗車。
これは野方駅・大和町経由・王子駅行の路線だぜ?
とりあえず「北区神谷町」を目指す。

王78 ⇒新宿駅から高円寺陸橋まで青梅街道を通り、北区神谷町まで環七通りを走行する路線
新宿駅西口
東京医大病院前
中野坂上
東高円寺駅前
高円寺駅入口
野方駅北口
羽沢
小茂根
南常盤台
大和町
北区神谷町
王子四丁目
王子駅前

13:40
目的もなく「南常盤台」で下車。 ⇒当初の目的地よりふたつ手前
「下頭橋(げとうばし)」という物騒な名称の橋を渡って近辺を物色。

14:00
「町の定食屋」然とした店に入る。 ⇒看板には「ごはんとお酒」
昼間ッからビールを頼み、あてを選ぶ。
・つくね、しらすおろし、ほうれんそうのごまあえ、にくどうふ

14:40
近日中に閉店するというレストランの食器や調度品(壺や額縁)、犬を眺めている。 ⇒吠えられる

14:45
公園らしき施設の立体的な模型が廃墟の前に投棄されている。 ⇒立て掛けるように
…全体的にものがなしい雰囲気のある街だ。

14:50
薬局らしき店頭に「〒」ロゴの入った遊具が設置されている。
料金箱には手書きで「10円」と見える。
戯れに硬貨を投入し、同行者A(体重0.1トン超)を乗せてみるが、やはり微動だにしない。
過積載と思いきや、自分が搭乗しても結果は同じだった。
お子しか受け付けないようだ。

16:10
約束の地、赤羽に到着。 ⇒歩いて歩いて結果的に国際興業のバス営業所(戸田と思いきや距離的にありえない)からバスに乗った
目当ての店は満席のようでそれもやむなしと代打を探す。

16:30
長渕剛の唄みたいな店名に惹かれて入店。 ⇒未だ登場しない反長渕のCに対するいやがらせ
・造り(寒鰤、めじな、赤魚鯛=あこうだい)、ボローニャサラダ、里芋と大根の煮物、ハムカツ

卓上にある小皿には江戸俳諧中興の祖による一句が。

「牡丹散て打ちかさなりぬ二三片」 蕪村

17:50
やはり目当ての店に空席はなく、別店舗を模索。
やきとん専門店へ移動。 ⇒PIZZA-LAの経営母体フォーシーズ系列という
参加者C(元埼玉県民)と合流。
階段下の「個室」は思いのほか狭く、全員脚が伸ばせない様子。
・レバテキ、他

18:55
「高級おでん種」専門店へ。
・ちくわぶ、つみれ、がんも、大根、昆布、他

19:30
老舗居酒屋へ移動。
総仕上げにかかろう。
・子袋いため、きゃべ玉、他

参加者Cの持参した詩集『音の姿』の著者みおんは同級生だという。 ⇒出版:日本文学館
送付された封筒には何故か『明星』における80年代アイドルの切り抜きが同封されており、詩人の壮絶な半生を垣間伺う。

ノドニカラシニコフ。
赤羽の夜を真っ赤に染めてやるぜ。

頃合いで解散。
家に帰るまでが遠足ですよと呟きながら燃え尽きるのだ。

(了)

投稿者 yoshimori : December 21, 2013 11:59 PM
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