July 28, 2015

『闇と逢魔の娘房干せ』 (第七回)

幾つかの試みと少しの行動で人生は豊かになるという教えは幻想に過ぎない。
群れの中の一個体とは、戯れに岸から川へと放り投げられては沈みゆく平たくもない石のようなものだ。

08:36
@港区高輪三丁目

品川駅にて駅弁を購入。
車中で食す。
・とうもろこし入り
・鮭
・根菜ひじき煮
・味付玉子

XX:XX
@港区高輪三丁目

東海道新幹線は西に向かって走り出す。
『一夢庵風流記』 隆慶一郎(新潮社)、読了。
上杉家助命エンド。

XX:XX
@北区駅元町一丁目

岡山駅に到着。

12:33
@北区下石井一丁目

2014年12月にオープンしたという「小豆島」をフューチャーした店。
小豆島醤油と内海湾産のカタクチイワシで作られたスープ。
「醤そば(島めし付)」

13:05
@北区下石井一丁目

喫煙所の灰皿が「備前焼」と知り、豪放磊落やなァと感心する。
…が、それらは棚に固定されていて盗難は防がれている模様。

13:26
@北区駅前町一丁目

アイスコーヒーを啜りながら無為に時を過ごす。
やがて空は一転俄かに掻き曇り、ゲリラ豪雨となる。

14:54
@北区磨屋町六丁目

宿にチェックイン。

15:30
@北区錦町一丁目

所用を済ませに掛かる。

19:30
@北区磨屋町

予約した後輩の同級生が大将の店。
喰い散らかしに掛かる。
・ぬた ⇒山口県では帆立が定番という
・たこの子生姜煮
・コールスローサラダ
・大しじみ酒蒸し
・デミトンカツ(晴れ豚) ⇒付け合わせは白菜
・真いか沖づけ
・枝豆 昆布だし仕込み
・「(岡山地酒2種)」 ⇒「大正の鶴」「白菊」「竹林」「炭屋弥兵衛」「宙狐」のいずれか
・酢橘酎

XX:XX
@北区磨屋町六丁目

頃合いで解散して宿へと戻る。
未明に気絶。

(續く)

投稿者 yoshimori : July 28, 2015 11:59 PM
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