例の中国産冷凍餃子の影響か、社食のメニューが微妙な変化を見せている。
いつものカルビクッパのセットメニューからデザートのマンゴープリンが姿を消した。
当食品が中国製かどうか不明だが、
「マンゴブリン」
という甚だ中国製品によく見るうっかり日本語表記に加え、望まないファンタジー色が加味されているのがまた一層冷凍食品離れを招いているのだろうと想像に難くない。
ケモノ風味がしそうで嫌。
(了)
「どうせ、あたしの石油だけが目当てなんでしょ!」と泣き叫ぶ資産家の中東女は見たことも聴いたことも無いが、あの辺の国にも貢ぐ女とヒモ的な関係性もあるだろうなんて考えながら、ハンドボールの試合を見ている。
正確に言うと画面に映る試合の様子は見ていない。
座っているバーカウンターの席からは角度的にほぼ見えないし、見ようとも努力もしていないからだ。
「中東の笛」とか再試合とか韓国代表とかハンドボールそのもののルールがさっぱり分からないまま、気が付けば試合終了している様子。
チャンネルは、対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦のサッカー試合に替えられている。
「どうせ、あたしの火薬庫だけが目当てなんでしょ!」と泣き叫ぶ東ヨーロッパ女(以下割愛)。
(了)
巷でMP3プレイヤーというと、i-Pod に代表される、デザイン機能共によさげなアーバンライフ補助機器に相違ない。
通勤時間が極端に短い自分には無縁な機器としながらも、もっさりとして決して小さくない SONY 社製プレイステーションポータブルに法的に少しあれなMP3を叩き込んで使用してい・・・。
ひとつ悲しいお知らせがあります。
今朝、7時42分、読込不良という不慮の事故により、およそ18ヶ月という短い生涯を終えました。
あの薄っぺらくも黒いあれにもう二度と会えないかと思うと、知れず胸が熱くなります。
ここ数ヶ月は本体の電源も切らずに抜き差ししたり、ほぼ24時間体制で連続使用していたりと、虐待にも近い扱いをしていた事実は否めません。
結果的にあれの寿命を縮めてしまい、今では後悔の念でいっぱいです。
後妻を迎えるにあたっての心構えはできているつもりでおります。
どうか、数々の狼藉をお許し頂きたく、陰ながらご冥福をお祈り申し上げます。
今度は、大事に、大事にしますからッ!(泣)
(了)
同僚がインフルエンザに罹患していると判明し、業務から隔離するという処分が決定。
要は「治るまで休んでね」と休暇を与えたに過ぎないのだが。
思えば児童の頃、予防接種の機会は毎年あったと記憶しているが、もともとコドモ体温な為に微熱と診断され、注射されないこともしばしば。
風邪、感冒に縁が無い。
食における好き嫌いが一切無いくらいに雑な感じがする。
健康、丈夫とは違う気がする。
冬でも歩くだけで汗だくだし。
代謝がいいのか、汗腺が駄目になっているのか分からないまま、空調機器があるにも拘らず稼動しない部屋に居るのだった。
息が白いぜ。
(了)
遅い昼食を経て、夜は羊でも喰ろうてやろうと羊肉専門店へ。
フレンドリーが過ぎて少々鬱陶しいインド人に応対されながらまずはビール、とハートランドを頼む。
■チュニジア餃子 Tunisian Breek
絵的に旨そげなジャンクフード。
生地を割ると中には挽き肉、ほとんど生に近い鶏卵が黄身白身と流れ出す。
味は・・・ジャンクだ。
■自家製パン
当店最初で最後の「美味しい」が適用される一品。
もっと食べたいが、何しに来たのか分からなくなる為に抑える。
■鰈のガーリックオイル焼き
日替わりの魚料理ということで、魚の種類も尋ねずにオーダー。
岩塩と香草を振ってオリーヴオイルで焼き上げ、葱の細切りが乗っている。
例のインド人が黙々と取り分けてくれるのだが、骨を除けた後で
「ボクノサラハドコ?」と突っ込み待ちしているのを軽く黙殺しておく。
身はふっくらとしていてくれてるのはよいとしても、ガーリック臭が翌朝を思うと度が過ぎる。
Yakut(トルコの赤ワイン)を頼む。
■ラムロースト トマトーソース風味
あ、にいさん、お勘定~。
さ、反省会は何処でやろかー、とカレーうどん専門店へ向かうのだった。
(了)
<前回までのあらすじ>
合コンの後訪れた個人宅は、何故かバスルームがガラス張りという不思議内装。
数年来同居するという年老いた黒い雄猫だけが全てを見透かしているといった様子。
打ちっぱなしのコンクリートに囲まれて男たちの反省会は続くのだった。
10/1 豪州
10/26 ハードカバーに蛍光マーカー
「豪州」という名の日本酒があることを知るのは、この日より二ヶ月も後のこと。
中年男性が開いているページの8割方が蛍光マーカーで線引きされているので、何がそんなに重要なのかと覗き込むと、
「女が落ちる100の口説き文句」
とあり、笑いをこらえることができない。
そらあんたにとっては重要な単語ばっかりやな、と次月へ。
11/11 BBQ
11/13 七不思議
冬にBBQってどうなんだ、と断った記憶もあるが、別件で行かなかったとも思う。
先日結婚された先輩が当時父親に、
「結婚したい女性を紹介する」と告げたところ、
「七不思議やな」
とコメントされたという。
父さんそれはあんまりと言えばあんまりな感想やないですか、と次月へ。
12月、特に記載は無し。
初の海外年越しで浮かれ気味だったことは否めない。
大事な予定ほどスケジュールに記載していないという事実に気付く。
メモ程度にしてしまうのを自己批判しつつも、委細を克明に記載するのもどうかと思うので、今年も現状維持でゆきます。
(了)
<前回までのあらすじ>
今日はプロモーター不在の合コンの日。
四十路手前の男たちが、三十路も半ば前後の女子らと軍鶏鍋の店へ。
男のひとりが微妙な立ち位置のゴッドファーザーとなり、列席する女子を調度品や駄菓子、植物の名で呼び始める。
そして男側は、どういう根拠かも分からず、OA機器と春に芽を吹く食材の名で呼ばれる結果に。
ああこれはこういう会なんだと悟り、静かに目を閉じるのだった。
7/5 健康診断
7/14 腕相撲骨折・ボーリング歯折れ
7/15 屋形船
7/28 ファミリーセール
都内女医百選にはあっさり漏れるであろう老女医から優しくない扱いを受け、
久々に会った先輩と後輩から駄目な怪我エピソードを聴かされる。
がしかし、納涼的意味合いであろう屋形船には乗船していないし、
何のブランドかも不明な家族向け社販には呼ばれていない。
予定は未定なまま次月へ。
8/21 納涼船〆切
8/24 蒸し鶏トマト・秋刀魚・アンチョビ
〆切と記載しているが、返答した記憶は無い。
品名を見る限り、酒は進むに違いないが、まさか秋刀魚にアンチョビを乗せてはいないだろうかと杞憂する。
塩分過多を憂いながら次月へ。
9/6 通帳
9/9 神保町うどん膳部元拉麺
9/12 納涼船
9/23 ロシア人鮨
生活に重要な単語から始まるが、銀行か郵貯かも不明な通帳をどうこうした記憶は無く、
神保町にてうどんも膳も拉麺を食した記憶も記録も無い上に、「膳部」・「部元」なんて単語は存在しないと知る。
晩夏、納涼船には乗船せずじまいで、
ロシア人との鮨に同行してはいないし、ロシア人の握る鮨の店も知らない。
スケジュール管理のはずが、全てが未定で不明という曖昧な状態のまま次月へ。
(續く)
<前回までのあらすじ>
うっかり首の無い死体を発見した八五郎は、奉行所の追捕を恐れて横丁の隠居に相談。
隠居から授けられた知恵でうまく立ち回ったつもりが、日毎に死体は増えてゆくばかり。
井戸に隠したはずの胴が長屋の押入から出てきたり、野良犬がうっかり首を運んできて、八五郎ピーンチ。
4/1 横浜キャバ嬢
4/16 チアリーディング立教
4/28 京都蜂蜜
4/29 還暦
むう、やたら誤解を招く表記なのだが、キャバ嬢と横浜には行ったことはないし、
チアリーディングを観る為に立教大学には足を運んでいない。
京都まで蜂蜜を求めたことも無ければ、
まだ還暦を迎える歳ではない。
あ、これは父親か。
行動的な内容とは裏腹に何処にも行けてないまま、次月へ。
5/11 軍服・軍靴・サーベル
5/13 上野レゲエ
ああ、これは覚えてる。
大日本帝国陸軍らしきカーキ色の軍服を着、軍靴を履き、腰には年季の入った革鞘にサーベルを下げていた男が、さも当然の様に東横線から降り、あまりにも平然としていたので、周囲からその異様さに気付かれないまま、自動改札から出てゆく。
別の日には、海軍の正装をしていたと記憶している。
ていうか、武器持ってるぞ。
もうひとつは、諸事情により行けなかったレゲエのイベントを指す。
上野公園で徘徊するレゲエになっていたわけではない。
6/3 世田谷通り緊急配備
6/6 五周年
6/26 カットモデル
世田谷通りは緊急配備だったようだが、仔細はよく分からず、
何の5周年かも不明なまま、カットモデルになる。
何もかもが受身のまま、次月へ。
(續く)
2006年に引き続き、茶を濁すかの如き勢いで2007年の統括をひとつ。
主に携帯電話のスケジュールからの転記なのだが、思いのほか登録が少なく振り返れない様子。
企画倒れと思いつつも断行する。
1/22 門前仲町・小川町
当日、彼の地を訪れた形跡は無い。
前年から引き続き、「地名のみ記載の無意味さ」に反省の色も無い。
次月に期待したい。
2/7 木村カエラ
2/12 和田アキ子
2/13 音楽CD
2/24 スノボ
テレビを観ない自分にとっては木村・和田両名には縁もゆかりも無いし、
抽象的過ぎて何の曲が入っているのか不明なCDをどうしていいのか分からず、
もちろん当時は頚椎間板ヘルニアを抱えた病身だったからスノーボードには行けるはずもない。
さっそく行動に責任が持てなくなってきたなと思いつつ、次月へ。
3/20 歓迎会
3/29 送別会
出会い、そして別れ。
3月はそういう季節だろうと、ようやくスケジュールとしての機能を活用しだした様子。
・・・いや、その前に場所も時間も誰の歓送迎会なのかも記載が無い。
それはさて置き、次月へ。
(續く)
先日訪れた飯田橋駅前。
店頭に、ていうか歩道に面して貼り紙がしてある。
「人が好きで、
肉が好き。
だから、私たちは
お店を始めました」
ひぃぃ、人肉喰わせる店やー!
いいいいくら払えば、ああああれしてくれんの!?
・・・カニバリ問題っすよ。
(了)
通勤で使用している東急東横線、線路に人が立ち入ったか何かの事情でダイヤが乱れている様子。
ホームには、職場に携帯電話で連絡を取ろうとする男女で溢れている。
「あ、うん、そう、電車が止まっててさー。少し遅れるかな。うん、たぶんもうすぐ動くと思うんだけどね。あ、それと、うん、そう、着いたら電話するから」
事務所の同僚に遅延を伝える、スーツ姿の中年男性の首からは何故かウクレレが下がっている。
え? それ何? 携帯のストラップ? ずいぶんおっきいな。
いやいやいや、本物でしょ、それ。
えー?
いったい何に遅れると報告しているのか気になった。
(了)
縁結びの神社があるという。
爺趣味としての神社めぐりには無関係と飯田橋へ。
「鉄」ではないが、御茶ノ水・飯田橋間の中央線具合は良いと思う (具合って何だ)
「東京大神宮」という大仰な名に怯えたものの意外と小ぢんまりな縁結び系社
飯田橋より靖国神社へ向かう。
右寄りな方々の専用車が数台駐車されてる様子。
「下乗」 馬から降りろという
大鳥居
菊の御紋の幔幕
さようなら、靖国
九段下より都営新宿線に乗り、新宿三丁目へ。
夜の花園神社
二礼二拍手一礼
参詣した後、末広通りへ。
18:15
新宿 末廣亭 平成二十年 寿正月二之席
目当ての「柳家 小三治」は欠席という
入場。
二階へと上がる。
演者・演目は以下の通り。
記憶に全く自信が持てないので、内容は信用しないように。
落語■三代目 柳家 権太楼 「金名竹」
落語■四代目 三遊亭 金馬 「堪忍袋」
漫才■昭和のいる・こいる
落語■六代目 柳亭 左楽 「桃太郎」
落語(代演)■三代目 桂 文生(?) 「馬のす」
仲入りを経て階下へ移動。
寿獅子■太神楽社中
落語■春風亭 一朝
落語■柳家 小袁治
落語■古今亭 志ん駒
紙切り■林家 正楽
夜主任■柳家 さん喬 「八五郎出世」
テレビでたまに見かける大御所(たぶん)クラスの噺家がわずか数分の小噺でいなくなるというあっさり感もさることながら、演者に若手がひとりもいないという高齢化した環境に妙な安心感を得る。
月に一度は通いたい。
(了)
13:00
15年来付き合いのある知人の結婚式当日、舞浜での挙式の時刻を今更ながらに確認。
「日時:1月19日(土曜日) 午後2時30分(開宴)」
開宴? 式を「開宴」とは言わないだろ。
何か厭な感じがしつつ、招待状の内容を再読していると、小さい紙片がはらりと床に落ちる。
何だと拾い上げて、眺めてみる。
「追伸 なお結婚式にもご列席賜りたく
当日午後1時5分までに式場前に
お越しくださいますようお願い申し上げます」
「挙式 午後1時15分」
はい、終了~。
式、間に合いませーん。
スピーチを断った上に、式にも出ないなんて、何て不人情だろう、よよよ、と急ぎ外出。
14:00
面接会場に到着、って取り乱し過ぎ
式場のあるホテル
ネズミに招かれて入場
白いタキシードを来た新郎にトイレにてうっかり遭遇。
用を足している新郎に祝辞を述べつつ、謝罪を。
あああああにきぃぃぃぃぃぃ、すまねえええええなああああ。
泣き落としはあっさりとスルーされ、披露宴が始まる。
14:30
おしぼり職人、匠の技
「オプションでネズミが2匹まぎれこみます」
■ズワイ蟹と百合根のシャルロット 丹波黒豆のムースとアボカドのムース トマトのリレッシュ添え
■ハマグリと真鯛のスープ 季節の青菜添え ジンジャーの香り
うっかりスープ到着前に完食した為に具は写り込んでいない。
■オマール海老と北海道帆立貝のポワレ グリーンマスタードクリームソース カブと柚子のリゾット
■南海梅のソルベ
■牛フィレ肉のロースト 長葱の黒酢ソース 海苔バターと茸のソテー添え
「しんでえあよー」(口に何かが入っていて言えてない)
■クリスタルプリンセス ワイルドストロベリーのムースとホワイトチョコレートのムース アプリコットソルベ添え ライム風味のブルーソース
■コーヒー、プティフール、ウェディングケーキ
いやいや、甘露甘露。
やはり夢と魔法の国は、演出が違いますな、憎いですな。
さようなら、舞浜。
あ、新郎新婦の写真撮るの忘れた。
(了)
追記:
おめでとうございます。
干支がひとまわりも下の嫁を大事にしたってください。
物理的な手伝いは一切しておりませんが、陰ながら見守らせて頂きます。
今後とも宜しくお願い致します。
男、ユニク○で購入したというサイズの合わないカーディガンの袖口を振り回しながら、通路の中央を進んで近付いてくる様子。
通り過ぎる人々の視線が痛いほど伝わり、思わず目をそむけてしまう。
「知ってました?」
何が? いつもながら話が唐突だな。いいから、袖から手を出せ。
「寒いんですよ」
じゃあさ、両手はポケットに突っ込むとかにしろって。
「嫌ですよ」
何で? 絵的に気にしてるわけでもないだろ。
「転んで両の前歯を折ったことがあるからですよ」
あー、きれーな挿し歯やねえ。挿し歯折ったら難儀だしな。
「知ってました?」
あ、話戻してる。
「駅前におしゃれなバーができたんですよ」
駅前のどの辺?
「スーパーの横」
おされか?
「いや、もう、スタンディングって感じで、木目調で、ヒノキのあれで」
全然分からん。考えてからしゃべれ。
「とにかく、行きましょうよ。はい、今から、コート着て、はい、立って」
あー、もう鬱陶しいな、腕痛いから、ひとりで歩けるから、離して。
2分後。
「ここです」
あ、おされかも。内装凝ってんな。
「お、メニューに、牛モツとキムチの鍋がありますね」
あれ? おされは?
「何か、鍋を注文した人は奥の座敷に行くらしいですよ」
え? 頼んだの? 座敷? おされは?
5分後、目の前には鉄鍋がぐらぐらぐらぐら。
「いやー、冬はやっぱり鍋ですねえ」
いや、そらまあ否定しませんけどね、当初の目的とすりかわってやしませんかと、煮えた鍋をつつくのだった。
(了)
比喩的な意味ではなく、物理的に傾いた台湾料理店へ。
静かに、テレサ・テンの唄が原曲で流れている。
この時世にカセットテープな上、リピート再生をし続けているが為に、既にテレサの歌声ではない様子。
店内は外と同じくらい冷えていて、従業員の気配すらしない。
階上にある厨房に向かって、来客の旨を自ら告げる。
こんにちはー。
・・・。
こんばんはー。
・・・。
せんざんこー。
・・・。
おねえさーん。
「はーい、いらしゃいませー」
女主人が階段を降りてくる。
センザンコウ辺りで降りてきてくれると大変愉快だったのだが。
女主人、カセットデッキ内にあるテープを他に交換するも、次もやはりテレサ・テン。
♪いーまーはーあーなたしかーあいせーないー♪ (台湾語)
幾つか品を注文する。
■水餃子
最近よく食べてる気がする。
肉と炭水化物なんて、爆弾でしかない。
■豆苗
えんどう豆の葉をにんにくで炒めただけの一品。
風味、食感は豆々しく、NGな人には薦めない。
■粽
思ったより大きく、ひとつでよかったと軽く後悔。
もう一品はここで断念。
紹興酒も一瓶飲み干し、もう喰えない。
朱塗りで木造の階段を降り、次へと移動します。
(了)
人としてどうかと思うのは、
15年の付き合いのある方から結婚式でのスピーチを頼まれたのに、
「宗教上の理由で」、「祖父の遺言で」、「風水的に」
というさっぱり意味の通らない逃げ口上で断ったことだ。
大変申し訳ありません。
返す言葉もありません。
他を当たって頂きたく存じ上げます。
もちろん幸せは祈らせて頂く方向ですので何卒宜しくお願い致します。(土下座)
(了)
気が付けば、一日四食という過食症寸前な食生活に陥っている様子。
朝、昼、夕、夜食。
自宅での鍋生活に終止符を打った代償だろうか。
そして今日も四食目。
暖簾をくぐり、カウンターへと案内され、ビールと皿ワンタンを頼む。
「半分にしますか?」
半分? それは10個が5個になると?
「はい。10個が多いと思われる方は半分で」
じゃ、半分で。
「はい、皿ワン小、一丁~!」
突き出しの肉団子がふたつ入っただけのスープを飲んでいるだけで満足した気分になるも、当初の予定から半分になった品を待つ。
■雲呑(小皿)
肉々しいな。
大振りなのが5つ。
透けて見えるほど薄い皮とはいえ、煮崩れなく肉を包み込んでいる。
白髪葱、香菜、辛味噌と共に食す。
空腹を満たすだけの行為のはずが、無理ぐり胃拡張にする為のマイナス方向な肉体改造という結果に。
顎のラインが危ないというのに。
(了)
所用を済ませようと、普段は持ち歩かないショルダーバッグに荷を詰めて外出。
13:30
宮益坂を上り、郵便局へ。
ニューサウスウェールズ州宛の小包を300グラム分を発送する。
係員から内容物を記載しろと執拗に迫られ、狼狽しながら嘘を記す。
「コアラのマーチ」
13:45
オフィス文具の店にて慶弔用筆ペンを購入。
近々では慶も弔も予定は無いが。
14:00
回転式日付印を探すが、どれも大きくて要らない。
別に領収書を偽造するわけではないのだが。
14:30
スーツか革靴を買おうと店に入っているはずだが、試着という難関がどうにも乗り越えられずに断念。
セールの値札をしれっと貼り替えて退出。
客と店員が揉めているのを確認してからその場を離れる。
15:00
遅い昼食。
店内には厨房でぼんやりとしている従業員と自分だけ。
カレーとビールの組み合わせを関西人に否定されたことを思い出す。
16:00
わりと通ってたはずの古書店が去年の9月で閉店している様子。
一部上場だろ、もっと頑張れよ。
16:15
碁を一番打ち、
17:15
鳩森八幡神社にて今更ながらに初詣る
敷地内には「富士塚」がある(富士塚=富士登山を疑似体験する為の信仰装置)
あ、絵馬。
まず本人に言え
もしかしたら諸事情により周囲から猛反対されてるのかも知らん。
それやったらすまん。ていうか、頑張れ。
18:30
蒔絵を購入。
意匠は水木しげる御大の描く例のを数点。
19:00
いつも満席で断られる喫茶店
奇跡的に空席があり、珈琲を頼む。
購入した筆ペンで年賀状の返事を書こうとするが、テーブルが狭くて断念。
また来年にしようと、牛の絵を描く。
20:45
蕎麦屋の暖簾をくぐる
熱燗二合と蕎麦味噌。
飲み終えた後、鴨せいろをやっつけて退出。
22:15
帰宅。
しかしよう歩いたな、と肩から荷を下ろす。
珍しく日記らしい内容と思わせといて嘘ばっかり書いてますが、ひとつ宜しくお願い致します。
(了)
午前中に目を覚ましたのにも関わらず、外出する動機もなく、朝昼晩の三食分を手ずからキッチンで用意して終日在宅。
武家社会におけるペナルティでいうところの「蟄居・閉門」みたいな感じ?
・・・まあそんな戯言はさて置いて、特に記すべき行動もないので、先日行ったタイ料理店での画像で茶を濁すことにする。
■ソムタムコームーヤーン(青パパイヤと炙り豚のサラダ)
細切りにした青パパイヤ、隠元、ピーナッツ、トマト、胡瓜を確認。
タイ料理における基礎テイスト、甘辛酸塩味が全てぶち込まれている様子。
タイ語はさっぱり分からないが、品名の単語だけを拾うと、
ソム=「酸味のある」
タム=「叩く」
コームーヤーン=「豚」
となる。
ていうか、品名に「パパイヤ」が不在なのは何故だ。
調べると、ソムタム=「青パパイヤのサラダ」という説明もある。
これは日本における「たたき」が、主に「鯵」か「鰹」を差すのと同系の話か、と理解した振りをする。
■トムカーガイ(鶏肉のココナッツミルクスープ)
鶏肉、パクチーに混ざって、大量のレモングラスとローリエが食材のように沈んでいる。
上記の香辛料をうっかり食べてしまいそうになるという緊張感を生み出す一品。
また、うっかり赤唐辛子を噛むという事故も起きる。
食べても害があるわけでは無いが、事情を知らないとそういう料理なんだと敬遠しかねない。
やや酸味が強いと感じるも完食。
■カオマンガイ(蒸し鶏と炊き込みご飯)
本来のレシピは、生米から鶏スープで炊き込むらしいが、上記画像はたぶん普通のライス。
塩、油、おろし生姜を合せたタレを掛け回して喰う。
もうひとつ言うと、鶏ではなく軍鶏を用いるという。
ぐだぐだ言うなら現地で喰え、という厨房担当の視線が気になり始める。
こうして並べてみると、前回来店時にオーダーした品とさほど変化がないことに気付く。
つまるところ大人の自由さは、多様化した食を選べるばっかりに、常に同じ品しか頼まないという閉ざされた状況に陥りやすいのだ。
宮益坂を下り、井の頭線に乗って帰ります。
(了)
菌類学者として知られる、南方熊楠の企画展にゆく。
生涯定職に就かず、ほぼ無収入のまま、多岐に渡る分野の研究に生涯を捧げた彼は、世にいう歴史に名を残す人物によく見られる、癲癇(てんかん)の発作を幾度か起こしていたという。
死後、保存された脳で調査したMRI画像で上記の症状は実証され、また、本人の日記にも「教室で倒れた」、「幻覚を見る」等、症例の記述が確認されている。
オランダ人画家、フィンセント・ファン・ゴッホと熊楠の共通項は、前述のてんかん持ちであることと、無収入なままで実弟からの援助に頼り切ったことだ。
熊楠は弟、常楠と遺産相続問題で絶縁するまでは、長年にわたって援助を受け続け、方やゴッホは弟、テオドールから死の直前まで献身的に尽くされたという差異はあるものの、肉親からの無償援助と終生抱えた病が無ければ、一介の人で終わったかもしれない。
そうね、周囲の理解は大切ね、と思いつつも、やはりあれとあれは紙一重なんて使い古された言葉を思い出す。
(了)
夜に韓国料理店に行くと分かっているのに、昼に社食で選んだのが、
鶏と野菜のクッパ
という、計画性ゼロの毎日。
結果的には何の支障もないはずなのだが、我々日本人には選択肢の多さから逆に身動きが取れなくなるという不幸な体質があると確信する。
予約席に案内され、コース料理の内容を説明をされる。
え? まじで? そんなに喰えるの?
■カクテキ ・・・ 大根のキムチ。意外と辛くない。
■ナムル ・・・ もやし、蕨、ほうれん草の3点。当然辛くない。
■胡瓜和え ・・・ 辛味よりも酸味、甘味が強い。
■コッチョリサラダ ・・・ 白菜のサラダ。見た目赤いが、やはり辛くない。
■韮チヂミ ・・・ 意外と厚みのあるチヂミ。既にこの辺から食べる動作が作業化してくる。
■チャプチェ ・・・ 春雨の炒め。意外と辛い。ていうか、全部喰えない。
■プルコギ ・・・ ? 記憶に無い。知らない間に下げられたのだろうか。
■烏賊炒め ・・・ 赤い。でも辛くない。ていうか、こんな山盛り頼んでない。
■牛カルビ ・・・ ステンレス皿には4切れしか乗ってないが、むしろ受け入れたい。
■スンドゥブチゲ ・・・ 石鍋に入った豆腐と貝の辛味スープ。しかし何でこれがふたつも出てくるんだ!
■石焼ビビンパ ・・・ もはや説明不要。罰ゲームかと思うくらいの物量。ごめんなさいごめんなさいと器に残す。
気付けば、焼酎が飲めない同行者を相手に、大瓶の JINRO が一本空になっている。
これはよくないことになるぞ、と次の店へ移動します。
(了)
夜、パブ的な店にて空腹のままにドラフトビールを流し込み、ぼんやりと人待ちしている。
ぐだぐだになる前に合流し、移動。
前回行けなかった、上海スープ春雨の店に行くという。
店内に入ると、タイルで飾られたカウンターに男ひとり。
内装がおされ麺専門店風なのだが、従業員のテンションがやたら低い。
そんなに低くて大丈夫かと心配してたが、続々と入店する後続の客らは女子率高い。
■麻辣湯(マーラータン)
ずいぶん物騒な名前のスープだが、トッピング3種を八百屋でよく見かける小物入れのようなザルに手ずから放り込み、5段階ある辛さの中から「3」を選び、しばし待つ。
トッピングは以下の通り。
・鶏団子 ・・・ 串に3個刺さっている。トッピング時には串は無い。あっても邪魔やけど。
・水菜 ・・・ かさはあるのだが、いざ煮込むと箸で探しても分からなくなるのは鍋と同じ。
・白菜 ・・・ 既にチョイスがいつもの鍋状態。成長の無い大人は、性別:男だからだ。
タイルがことりと鳴り、赤いスープで満たされた器が置かれる。
画像が無くて恐縮だが、従業員の覇気の無さに遠慮してみた。
ていうか、辛っ。
真冬というのに吹き出る汗を拭いながら、完食。
後で調べたら、辛さ「3」は「大辛」だった。
「3」如きで毛穴拡げてる場合ではないな、と次の店へ移動します。
(了)
連日の痛飲が祟り、清々しいくらいにやる気が無い。
どんよりとした空は全てを見透かしているようでならない。
背後に立つ同僚が何か話し掛けている気がする。
「カラオケですよ」
何が?
「何を唄うんですかって話ですよ」
ちょっと待って。いつも思うけど、君、話題の切り出しがおかしい。
「まあそれは気にしませんよ」
誰が? ・・・君がか。
「僕はちなみに Hip Hop ですよ」
いやいやいや、何も訊いてへんやないか。
「知ってますか?」
えーと、スチャダラパーとか?
「古くないですか、それ」
ごめん、今からどれだけ時間を割いても君のヒップホップを答えられそうにない。
「ウィル・スミスでもいいですよ」
いやー、君、自由やな。
さっきから話、全然進んでませんが。
(了)
当初は、渋谷区で上海スープ春雨をどうこうするという予定だったが、いつの間にか新宿区にてゆでたん、たん焼をどうこうする方向にシフトしている。
わかりましたわかりましたよ、と移動する。
ゆでたん、たん焼の店
あ、あかん、先に来てもうた。
企画変更した本人に電話してみる。
到着です。
「え、もう着いてる?」
いや、自分の方が遅く着く予定でしたが。
「あ、ごめんごめん。ていうか並んでる?」
いや、外には誰もいませんが。
「先に入ってて」
はいはい、分かりましたよ。
既に別店舗でビールをやっつけてきているので、熱燗を二合ばかし。
企画者と合流。
オーダーは任せておく。
■ゆでたん
皿に乗るは厚切りな3枚、端には山葵が盛られている。
箸であっさりと切れるくらい柔らかく煮てあり、塩、黒胡椒がふりかけられている。
やわらかいよろこびにつつまれる。
■たん焼
「ゆで」とは対照的に力強い歯応え。
付け合せの漬物との合わせて喰うとなおよし。
ほどよくぐだぐだになりつつも次へと移動します。
(了)
路地にある煉瓦造りの台湾料理店。
月曜とはいえ、多くの食客で賑わっている様子。
生ビールから始めてみる。
いつものオーダー、煙・蜆・米粉を敢えて避けて別の品を頼んでみる。
■水餃子
メニューの英語表記を見ると、当然のように "Dumpling" とある。
当店ではスープ無しの状態で、アルミ製食器に乗せられている。
醤油、拉油、酢を適量ばかり小皿に注ぎ、熱いうちに貪り食う。
■搾菜肉絲
ザーサイも肉も同色の為、野菜っ気ゼロなヴィジュアル。
酒は大いに進むが、放っとくと脂が固まりだす。
ここで紹興酒を追加。
■肉粽
竹皮に包まれた状態を想像するも、既に外皮は剥かれている。
ちまきに埋まったごろごろした焼豚がよろしい。
■汁米粉
もやしを始め、青物ががっつり入ったスープに浸かったビーフン。
既に満腹状態を遥かに超越している為、口へと運ぶ箸の動きが終焉へ向けての作業と化している。
ぐるじい。
ごっそさーんと支払いを済ませ、道玄坂から歩いて帰ります。
(了)
前日、新年会帰りの後輩と合流し、うっかり日付が変わるまで飲んでしまい、8時前に喉が痛くて目が覚める。
朝、牛丼と豚汁。
何かがおかしい。
こんないちにちの始まりでいいのか。
昼、オーストラリア産ビスケット。
いやいやいや、これ食事じゃないぞ。
しっかりしろ。
夜、食べてません。
これから何かを食べる為に労力を割けるだろうか。
いや、もう疲れた。
気絶方向で検討しよう。
(了)
目を覚ますと、あと2時間くらいという。
朝食は、メロンのサラダ フルーツジュースかけ、何故か既に半分に割られているクロスグリ入りライ麦のロールパン、鮭つみれとコシヒカリのご飯。
日本時間、7時10分に到着。
入国審査を済ませ、荷物を受け取って外へ。
7時40分発のリムジンバスに乗り込んで、85分の間眠る。
新宿西口に到着。
立ち食いそばの店を探して、そばをすすり込む。
いつもは頼まないはずのセットメニューとして牛丼を追加している。
気を付けないと、食べ方が欧米化している。
タクシーを拾い、荷物と共に帰宅。
いつもは施錠していないはずの郵便受け、ダイヤルロックされていて扉が開かない。
覗くと、年賀状が何通か届いている様子。
ダイヤルロック解除の番号が記された書類を捜すところから新年は始まるのだ。
(了)
7時に起きる。
朝食、インスタント味噌汁、バナナ、オレンジジュース。
"Manly Beach" へ。
8:30
今日は曇りがちで風が強い
今日も今日とて遊泳禁止
ミートパイ販売店の窓には内股、伏目がちなサンタ (だからいつまでクリスマス気分なんだってんだ)
宿をチェックアウト。
チェコ人宅へ荷物を移動。
10:30
チェコ人宅から見える "Manly Cove" ではコドモだらけのパドリング大会
フェリーに乗って "City" へ。
13:15
"Market City" 、内部は東南アジアのマーケット的装い
補足すると、チャイナタウンが近いせいか、従業員の大半は中国人。
似せようと努力すらしてない何かによく似た製品が所狭しと積み上げられている。
ここで、何故か "KAZAKHSTAN" トプリントされたSサイズのTシャツを購入。
「"CHANEL" が "CHANNEL" になってますよって指摘しただけで減俸かよ」
遅いランチにと、チャイナタウンへ移動。
アルコヲル類は扱ってないから持ち込めという。
近所のリカーショップまで買いに走る。
15:00
"Spring Roll" (春巻)、"Fish Ball with Egg Noodle" (つみれの玉子麺)、浅利チリ焼きそば、海鮮あんかけ炒飯
・・・。
中華料理ではずれを引くとは思わなかった。
今だから言える、「金返せ!」。
登ろうと企画していたが、結果登らずじまいの "Radio Tower"
再び "Manly" までフェリーで戻る。
18:45
"Manly Cove" にて物乞いをするアッパークラスなコドモ
(与えた小銭はアイスクリームに化ける)
チェコ人宅で荷物をピックアップ。
19時にタクシーに拾われ、空港へと目指す。
途中、跳ね橋に引っ掛かり、運転手より "You're Lucky." とコメントされる。
そんなに珍しいのか、冗談なのか区別が付かない。
45分で空港に到着。
フードコートにて、シドニー最後の食事。
シドニーに来て初めて美味しい料理を食べた気がした、ココナッツミルク入りカリー風ビーフン (品名は失念)
スープ水餃子、 "Clear" と "Laksa" から選べるらしいが、後者が何なのか分からないので、 "Clear" タイプで対応
何が特別なのか不明な "Special Fried Rice" (価格だろうか)
さんざん世話になったチェコ人と涙のハグでお別れ。
うるるんじゃんか、これ。
やはり時間に追われる我々は、搭乗の最終案内に呼ばれ、ゲートへと走る。
Ta-Ta, Sydney! See Ya!
無事に搭乗し、座席を確認すると3人とも真ん中。
トイレ行くのがしんどいんだってば。
22時、離陸。
すぐに機内食が搭乗。
ビールを頼むと、アサヒ・スーパードライが出てくる。
野菜サラダのマスタードドレッシングかけ、ラムのミラノ風ピラフ野菜添え、チョコレートムース (写真はありません)。
意外とすぐに気絶。
(續く)
5時に起きる。
前日の時点でチェコ人との待ち合わせは、「6時40分に "Manly Wharf" で」と思い込んでいたが、コミュニケーション不足の為に、意思の疎通が微妙で、予定していたフェリーは既に出航した後だった。
6:45
"Jet Cat" なる高速艇にて、"Circular Quay" へと急ぐ
朝日は雲に隠れている
ツアーバスに乗り込み、出発を待つ。
ガイド兼ドライバーが人数を確認し、バスはゆっくりと走り出す。
ガイドの英語を聴きながら、あまり変わり映えのしない風景を眺めていると睡魔に襲われる。
一発目、 "Featherdale Wilflife Park" 。
9:30
何の動物のコドモかも分からずに触ってみる(たぶんワラビー系)
「コアラと一緒に写真を撮ろう」コーナーでは、動かずにカメラ目線をくれるコアラだけが重宝され、動きが機敏ですぐによそ見をする輩はすぐに交換される。
商品の品出しのように扱われる睡眠中のコアラ
「にいちゃんな、それ寄りすぎちゃうんか」
「下に何かいるわ、ボブ!」
「おいおい、シンディ、さっき君のバッグから落ちたのがそれだぜ」
「あらやだ、お隣さんちが燃えてるわ。うちは大丈夫かしら」
「クロコダイル餌付けショー」が催されていたようだが、クロコダイルの動きが緩慢な上に予想もつかないジャンピングをするばっかりに、写真に納まらないことこの上ない。
移動。
12:00
スケールが大き過ぎて写真では何も伝わらない "Blue Mountains" の一風景
どれがねえさんなのかさっぱり不明な "Three Sisters"
移動。
モーテルでビュッフェという。
12:45
今にも殺人事件が起こりそうな人里離れたモーテルにて最後の晩餐(ランチだってば)
移動。
森林山道を歩く "Scenic Walkway" を抜け、"Railway Bottom Station" へたどり着く。
15:45
物凄い急斜で滑り降りてくる "Railway"
背中を進行方向として出発
"Entrance" に到着。
「あーしんど。明日、休もかな」
移動。
ガーデンヴィレッジとも呼ばれる、 "Leura" へ。
16:45
小腹が空いたので、この店にてミートパイを購入
移動。
"Olmpic Park" へ。
18:15
スタジアム的な何か
19:15
"Darling Harbour" 経由で "Circular Quay" へ
上陸。
予定を変更して、鮨を食おうと "Kaiten-Zushi UMI" へと向かう。
日本語で出迎えられ、サッポロビールを頼むが、なかなか出てこない。
ようやく出てきたビールのグラスを傾けつつ、刺し盛り、キャビアのサーモン巻き、手巻き鰻、手巻きソフトシェルクラブを喰らい、オーストラリア産の日本酒、「豪州」を熱燗にて頂く。
よもや夏の海外で熱燗を飲むとは思わなかった。
フェリーで "Manly" へ。
チェコ人、何か疑問に思ったらしく我々に質問する。
「男の人に言う『へたっぴ』は、女の子の場合は何て言うの?」
え? 何だっけ。あー、たぶん、『マグロ』。
「ツナ?」
そう、しかも冷凍マグロ。泳いでる方じゃなくて。
「マーグーロ、マーグーロ、マーグーロ」
それ、あんまり大きな声で言わない方がよいと思うぞ。
帰宅後、 "Tooyers New" を飲んで気絶。
明日は、帰国する日だ。
(續く)
8時に起きる。
同行者、熱が下がらないばかりか声も出ない様子。
咳も止まらないという。
そんな不憫な同行者に3人分の洗濯物を託し、置き去りにして "City" を目指す。
朝食、チーズ&バタートースト、ローストコーヒー。
12:00
"Manly Wharf"
「とうちゃん、あのなまにくこうてくれ」 「ぼうず、夏場に生はやめとけ」
すれ違うのは "Manly" 行き
ハーバーブリッジの上に何かいる
人だ
訊けば、そういうツアーがあるようだ。
ツアー参加者は全員、罰ゲームみたいな揃いの宇宙服の如きコスチュームを着せられるという。
到着。
"First Fleet Park" を抜けてショッピングの街、 "The Rocks" へ。
12:45
"Globe St." 沿いにある警察署
しばし歩き回り、昼時になったので "Pitt St." 沿いのイタリアン・リストランテへ。
ビールは "Coopers on Tap" 。
14:45
"Greek Salad"
店名を冠した "Macchiato Pizza"
トマト風味の "Linguini Prawns" (海老のリングイネ)
全景
完食
歩いて歩いて、 "QVB" へ。
"Queen Victoria Buillding (QVB)"
初売りながら夏の"SALE"実施中
"QVB"を後にし、"Circular Quay" 近くのワインショップ、 "Australian Wine Centre" へ。
18:15
ここでスパークリングワイン(約$50)を購入(土産ではなく、ただ飲む為に)
再び "Manly" へと戻る。
臥せる同行者を宿から引きずり出し、シーフードレストラン、"Manly Fish Market and Cafe" へ。
"Seafood in 2" (シーフードプレート)を頼む。
21:00
蟹スプーンは用意されているが
出てくるのはロブスター
<内容>
サラダ、"Oyster Natural" (生牡蠣)、"Prawn" (サイズ的に言うと "Lobster" と "Shrimp" の中間の海老を指す)のボイルとフリット、イカリング、フィッシュ&チップス、そしてロブスター。
帰宅後、 "Tooheys New" を飲んで早々に気絶。
明日は "Blue Mountains" へ向かう予定。
(續く)
その辺からカウントダウンが聴こえる。
"10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0!!!!!!"
微妙な画像になったが、とりあえず Happy New Year!!
遠くに見えるニューイヤー花火、"Mosman"ではかなり近くに見えたはずだ。
ボトルのままシャンパンを飲み干す。
今年もよろしゅう。
小腹が空いたとミートパイを購入。
具は3種、ステーキ&マッシュルーム、チキン&カリー、ベジタブル。
程よいところで撤収。
チェコ人とはここで解散。
喧騒に包まれた "Manly Cove" を後にする
道中、同行者ふたりは「ケバブが食べたい」、「ピザが食べたい」と店に立ち寄るが、自分は遠慮しておく。
宿へと戻る。
同行者、「ケバブが入ってない」とケバブをまる残し。
疲労に身を任せ、気絶。
◆◆◆
11時頃に起きる。
ビーチへ向かう支度を始める。
シックな同行者、症状が悪化している様子。
チェコ人に頼んで病院送りにする。
「お大事に」と告げつつ、我々はビーチへ。
12:30
波飛沫が車道を越えて飛んでくる
トップレスを眺め倒し、火傷する前に撤収。
病院にいるチェコ人の携帯に電話。
同行者、処方された薬をもらったらしく、「数日で治る」という。
数日て、旅が終わってしまうぞ。
全員合流し、遅いランチに向かう。
"Ribs and Rumps Grill & Seafood" へ。
15:15
波音響く店内
"Ribs and Rumps Combos" (牛とラム、そしてフレンチフライ)
肋骨が見えますな
"Calamari " (烏賊のフリット)
完食
宿へと戻る。
具合の悪い同行者を置いて、国立公園方面へウォーキング。
19:00
"Corso" よりスタート
"Shelly Beach" を抜けて
水にびびるガイジンのコドモをプールに突き落とし
壁に穿った穴を抜け
"North Head" を目指す
バンディクーに注意しろってか
20:30
日は暮れて "North Head" に到着
"North Head Scenic Drive" を下り、街へと戻る。
21:15
"Internatinal College of Tourism and Hotel Management" を通過
21時半に到着。
やはり具合の悪くて宿で臥せっている同行者に夕食を届けると告げ、タイ・マレーシア料理、 "Malacca Strats" へ。
ビールはカスケード。
やはりここでもダンプリング、サンバルチキン、ナシゴレン、ホットポットシーフード。
臥せっている同行者には、ココナッツミルクでカリー風味のシーフードスープを持ち帰る。
ウォーキングが過ぎたようで、すぐに気絶。
明日は "City" でショッピングを予定。
(續く)