February 28, 2013

『一巡後の世界』

◇『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン(1~24)』荒木飛呂彦(集英社)、読了。
◇不朽体蒐集家の集い。

◇夕刻より歓迎会が始まる。
◇30分200円で飲み放題という。
◇先月までは30分100円だった。
◇明日からは30分300円になるという。
◇じゃァ今日しかないじゃん。
◇だからって11人の宴会で使うんかい。
◇3時間飲んだくれる。
◇解散。

◇さって、次はノミホーじゃァないぞゥ。
◇ぐだぐだと電車に乗ったりして移動するのだ。

(了)

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February 27, 2013

『恋の楔文字レター』

◇小雨さめざめ。
◇人工的に紅色な鮭の切り身を塩味だけで食べたい。
◇身離れよく剥がれた皮を網で炙って喰いたい。
◇そう願えば叶うドリカムな夜を過ごす。(ちっさ)

(了)

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February 26, 2013

『おされ受刑者通信』

◇『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン(1~17)』荒木飛呂彦(集英社)、読了。
◇登場する人物は服飾系ブランドに由来するネーミング。
◇思い入れのあるブランドがやられキャラの名前だったりすると、がっかりせざるを得ない。
◇…どれとも誰とも云わないが。

◇火鍋を目指して近所の店に来ている。
◇以下は4人がかりでやっつけた食材。
◇A菜腐乳炒め
◇コラーゲン雲呑鍋(羊肉、豚肉、レタス、黄韮、大黒本しめじ、ピーナッツもやし、豆腐干細、薩摩芋春雨、緑豆生春雨、他)
◇焼売(黄韮)
◇上海式黒酢酢豚

◇ぐだぐだと次に移動するぜ。
◇眠くなるまでが遠足なのだ。

(了)

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February 25, 2013

『君が眠るまで殴るのをやめないッ!(故殺)』

◇漫画本を大量に入手する。
◇当然、読み始める。
◇勿論、止まらない。
◇無論、翌日は眠いのだ。
◇春眠暁を覚えず、か。(したり顔)

(了)

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February 24, 2013

◆『草食系アクティヴィティ』

本日ァ東新宿での落語会でござんす。
寒風吹き荒む中をとぼとぼと移動しますな。

『道楽亭開店三周年記念寄席【第三部】華の真打競演』
@新宿六丁目・新宿文化センター小ホール

春風亭一力◆垂乳女

本編:
父親の名は「佐藤慶三」。
「一文字草」の件の前で終了。

古今亭文菊◆壺算

「今日はこういう広いところですが、この会の普段の会場はご案内の通りあの立地でして」※新宿三丁目
「行った方はお分かりになるかと思うんですが、楽屋とお客さんの席がカーテン一枚で仕切られているんですね」
「何がどうかと云いますと、まァお客様の声が丸聞こえなんですよ」
「そりゃァね、いいこと云ってましたらいいんですけど、大概はいいこと云わないですね」
「で、また別の会ですが、席亭の橋本さんから『着替えの為のホテルを取ったんでそこを使ってくれ』と」
「ありがたい話じゃないですか、わざわざホテルの一室を着替えの為に使わせてくれるなんて」
「しかしですよ、あの立地ですからね、まァここでは詳しく申し上げませんが」
「橋本さんに案内されまして、ホテルに行くわけですよ」
「髭の橋本さんと、この坊主頭が連れ添って」
「あの立地ですからね、これ以上は申し上げませんが」
「フロントで…フロントって云ったってこういう狭い窓口に遣り手婆ァみたいなのが顔を出してるんですよ」
「『アラ橋本さん、いつもの?』」
「『うん』って嫌ですよそりゃァ」
「こんなところを通りすがりのお客さんにでも見られたら、『ああ、文菊も堕ちたな』」

柳家喜多八◆首提灯

「生前、(柳家)小さん師匠が寄席の余興で居合いを演るんですよ」
「落語を演りゃァいいものを自分のを振り回したいんでしょうね、刀持参でこう振りかぶって『鋭ッ!』ってやるんですね」
「本身ですよ、すぐそこ客席ですよ」
「で、本物の日本刀には鑑定書が付いてるんですね」
「当時、まァそれを見せていただきまして」
「昔の話ですから云いますけど、鑑定書ってのは実際に罪人の亡骸で試し斬りした結果を書くそうですね」
「小さん師匠の鑑定書には『二人まで』って書いてありました」
「そう思うとぞっとしますね」

お仲入りで御座ィます。

古今亭菊之丞◆幇間腹(たいこばら)

「(柳家)さん喬師匠と(柳家)権太楼師匠の会がありまして」
「まァお二方はよく二人会とか開いてらっしゃいますが」
「そんな仲が良いわけではありません」
「楽屋ではひっとことも口利かないんですよ」
「当時、あたしと(橘家)文左衛門と一緒だったんですが」
「もう若手同士でも話す雰囲気がありませんでしたね」
「で、当日さん喬師匠の根多が『明烏』だったんですよ」
「こうヘッドフォンしながら集中して聞いてるわけですよ」
「こう口元に何か運んでる風で、ああもう終盤だなって見てましたら、急にヘッドフォン外しまして」
「『前座さん!甘納豆買ってきて!』ってお足をくれるんですよ」
「で、前座が買ってきたのがこれが、ぬれ甘納豆なんですね」
「さん喬師匠、『これじゃ駄目だ』って云いながらも、そのままぬれ甘納豆持って高座に上がっちゃいました」

瀧川鯉昇◆茶の湯

「先日ようやく還暦を迎え、赤いちゃんちゃんこを高座で着るはめになりまして」
「まァ普通は見たが若いのに赤いちゃんちゃんこなんて似合わなくて恥ずかしくなるんですが」
「充分に年相応でございまして、何の違和感もございません」
「私の最初の師匠、(春風亭)小柳枝も次の師匠、(春風亭)柳昇もそういう祝い事を高座ではやりませんでしたが」
「私はうかうかと乗せられ、ちゃんちゃんこまで着てしまいましたが」
「私どもの商売ではこういった祝い事を高座でやってしまった後…二年未満で旅立ってしまうと聞きまして」
「あと一年半は大丈夫だと思いました」

追い出しが鳴りましてお開きで御座ィます。
あれから目当ての店が満席で門前払いされまして、代案としての店で三層肉、葱の粉物、玉子蒸しや辛味餅を胡瓜焼酎でいただきまして刻限まで飲んだくれるんですがね、それはまた別の話で御座ィます。

(了)

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February 23, 2013

『嗚呼女優に成れない私が居るの』

◆ユメドリ。
◆知己の女児がレストランの予約名に「ミユキ」と書いている。
◆案内係のフランクな店員より「珍しいね、君は神奈川の人?」と問われ、固まる女児。
◆女児は性格上、罪のない嘘でさえそれが露見されると思考停止するようだ。
◆「御幸」と書くのかどうかさえ分からないが、実際に存在していて神奈川エリアに多くいるのだろうか。

◇石川町に来ている。
◇中華街へ。
◇火鍋専門店でがつがつと喰う。(野菜を)
◇肉が減らないのは加齢のせいだけじゃあるまい。

◇二軒目。
◇「貨物用帆船」という名の生バンドがいるJazzyな店に来ている。
◇この店で作られるジャックターはクラッシュアイスをロックグラスにぶち込むのではなく、シェイカーからそのままショートカクテルとして提供されるという。
◇…何のことやら分かりませんな。

◇三軒目。
◇約束の「酢豚」はそこになく、あるのはケチャッピィなふつうのやつだ。

◇四軒目。
◇横浜市主催の咽喉を嗄らす会へ。(前半部は嘘)

◇解散。
◇飲んだくれ以外に何も思い付かないのだ。

(了)

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February 22, 2013

『サルディーニャ北西における黒山の費用対効果』

◇連日の痛飲が祟って胃酸過剰な気がする。
◇胃腸薬を服用。

◇六本木に出向く用事があったが、急遽中止に。
◇せめて鮪丼だけでもとも考えたが、止めにしといた。
◇まァそんな日もアロワナ。

◇センター街の奥へ。
◇塩漬け数ヶ月、粕漬け数ヶ月の鰤をいただく。(詳細は失念)
◇新しい食感。
◇今夜はここまで。

(了)

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February 21, 2013

『桜田通りの奇跡』

◇今日も今日で目黒でうろうろしている。
◇こんなに探しているのに、喫煙場所が何処にも見当たらない。
◇もう何なのこの街。
◇すぐに飽きて移動。

◇暗渠の上の通り沿い。
◇以下は箇条書き。
◇その壱。
◇店のママが同性なんとかというタイ料理店の名を聞く。(エリアは失念)
◇その弐。
◇過剰な脂で乳白色となった、その「盛り」と呪文のようなトッピング注文で名を馳せる店の商品の味について語るのを聞いている。
◇「あれは学生時代に通過してないと今食べても駄目なんですよ、旨いとか美味しいから食べに行くんじゃなくて、若い頃に食べた思い出を懐かしみにゆくんです」
◇なつほどノスタルジィかと得心する。
◇その参。
◇あほみたいな時間にピッツァを3種食す。
◇マリナーラ、他失念。
◇その四。
◇もうないよ、今日はこの辺で。

(了)

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February 20, 2013

『ヤクーツク、レナ川のほとりで』

◇『のだめカンタービレ(2)』 二ノ宮知子(講談社)、読了。
◇何の琴線に触れるのか、涙が止まらない。
◇音大の女子と付き合ったことさえなければ、クラシック音楽に何の憧憬もないのにな。

◇目黒を徘徊している。
◇記憶をたどりながら歩き倒し、訪問履歴のある店へとたどり着く。
◇シチュー皿に盛られたそれは懐かしい絵面。
◇玉子と雲呑も追加しちゃおう。
◇当時の店主の姿はそこになく、町の食事処的な老舗感のあるこの店の厨房を預かる従業員がアジア系(♀)なのは気になるところだ。

◇徒歩を中断し、電車で移動。
◇シングルモルトの置いてある店。
◇人から聞いた、日本酒とロシア料理と餃子の店の名を控える。(全て別店舗)
◇今宵はこの辺で。

(了)

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February 19, 2013

『ブリリアント本能寺』

◇ここらで箇条書きさせてもらおう。

◇『のだめカンタービレ(1)』 二ノ宮知子(講談社)、読了。
◇この作品には、「音楽」という要素を全抜きしたら本気で何も残らない社会不適合な性格破綻者が数多く登場する。(そんなことはない)
◇あれ?おかしいな、涙が止まらないや。

◇昼時、鶏肉と茄子のみぞれ煮、なめこの味噌汁、PS、きんぴらごぼうを食す。

◇この日、「神田藪そば」、高田馬場(小滝橋寄り)の民家、渋谷駅が炎上した。
◇ぼぼぼぼくじゃありませんよ!

(了)

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February 18, 2013

『銘板工将角』

◇『日輪・春は馬車に乗って 他八篇』横光利一(岩波書店)、読了。
◇当時「新感覚派」の旗手と評された横山だったが、海軍報道班員として戦時徴用されたことから戦犯追及の対象となっており、戦後は不遇だったという。
◇「機械」なる短編では最後に主要登場人物のひとりが陰惨な目に遭うのだが、時折挟み込まれるエピソードが滑稽に過ぎる。
◇ひとりの忠義な従業員が主思いが過ぎて、現実にはくすりとも笑えないはずの「マウントポジションからのグー殴り」を主人公に行うが、計算されつくした構成のコントのようで、じわじわくる妙味がそこに。
◇…駄目だ、も一回読も。

(了)

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February 17, 2013

『教皇トッパー』

◇仏蘭西かぶれてみる。

アミューズブーシュ◇フォアグラのクリスピーサンド
冷前菜◇鈴かぼちゃのサラダ(生食用南瓜)
温前菜◇トリュフとカリフラワーのスープ(黒トリュフ、バター)
魚介料理◇あんこうのロースト 桜海老のソース(北海道産鮟鱇、オマール海老、帆立)
肉料理◇鳩のロースト アンチョビ・ケッパーソース(小鳩、菊芋)
アバンデセール◇トマトのデザート(バジルジュレ、葡萄)
デセール◇チョコレートのタルト(生クリーム)
食後◇エスプレッソ

◇上記のコース以外には以下の通り。
◇シャブリで洗ったウォッシュチーズ
◇Hoegaarden
◇Chateau de Meursault(ムルソー)
◇Chateauneuf-du-Pape(シャトーヌフ・デュ・パプ)

◇空耳効果にて、「麦とシャンソン」なる名句が生まれる。(元は失念)
◇今日はこの辺で。

(了)

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February 16, 2013

『内には轆轤目、外には五本の箆』

◇西新宿に来ている。
◇強風の中を歩いていると、何の誇張もなく少しだけ空を飛べた。
◇人類の夢には違いないが、踏みとどまろうとする意志に反して宙に浮くのが難点だ。

◇代々木へと移動。
◇前日に飲んだくれた2名と共に再び飲んだくれている。
◇偶然ではない、記憶が曖昧なだけなのだ。

◇以下は薄っぺらい内容のメモ。

◇寝違えたい時に使用する「ネチガエール」、開発当初は軍事目的で製造された。
◇関節を鳴らす「ホネポキール」にはジェネリック的に同じ成分で別名も存在する。
◇「ホネポッキー」「ホネポ」

◇氷上の格闘技アイスホッケーを高校の各部活で総当り戦。
◇基本ルールはアイスホッケーだが、それぞれの部で使用する道具も使用可能。
◇アイスホッケー杯における最強の部活は柔道部と認定。
◇接近戦は元より「畳」を用いた守りでの防御力は高い。
◇陸上部は飛び道具が豊富だが、一投で外すと後がない。

◇青味を帯びた高麗茶碗の画像を「あて」に今日も飲んだくれよう。

(了)

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February 15, 2013

『自称:憐れな羊飼い』

◇手酌さえも超えた、自ら欲するアルコヲルを手ずから注ぎにゆくというシステムの店に来ている。
◇何のことはない、金銭面において助かる店に相違ない。
◇この店で何を飲食したかは失念している。
◇後で知ることになるのだが、鉄板焼きの店だったようだ。
◇…そんなものは一品たりとも頼んだ記憶はいない。
◇酒量が過ぎても、家路に着くまでが遠足なのだ。

(了)

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February 14, 2013

『とらはちのこと』

ことしもこのひがやってきました。
まちをうろつくつがいどもに「げしゅたるとほうかい」きゅうのだめーじをあたえてやるからな!

…なぜか「ながさきりょうり」のみせにきています。
となりにすわる「としかさのつがい」はすでにでいすいじょうたいで、おなじはなしをなんどもくりかえしています。
「あたしはさいしゅうてきにあのみせにいければそれでしあわせなの」
「あのみせ」がなんのみせをさしているのかはふめいですが、ただようふんいきから「やっすいやっすいいざかや」であるとはんだんしました。

…きのどくに。
どうじょうからはなにもうまれませんが、すくなくともだめーじをあたえるのはためらわれました。
きょうはこのぐらいにして、つかれたはねをやすめるために、ちょうどよいえだをさがすことにします。

(おわり)

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February 13, 2013

『巻寄波型砕波』

◇身内の歓迎会に参加している。
◇入口の分かりにくい店でありながら店頭には特に目を引く看板が設置されているわけでもなく、安に集客を求めていないのは押し寄せる客の波を砕く客数調整だろうか。
◇利用者的には混み合ってなくて幸甚。

◇たん塩
◇カイノミカルビ(黒毛和牛A5)
◇リブ芯(黒毛和牛A5)
◇豚カルビ
◇ホルモン辛味噌壺漬
◇もつ煮
◇キムチ、ナムル各種

◇移動してシングルモルト的な何かを。
◇奈良からの土産、みたらし団子のたれが中に包まれている品をいただく。
◇餡が内包される小宇宙。
◇さ、帰ろ。

(了)

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February 12, 2013

『これくらいじゃまだまだ』

◇「お目覚」とは起き抜けに食すスイーツと信じている。
◇「大手まんぢゅう」
◇外皮たる薄皮は見えないどころか餡そのもの。
◇レンチンにてより美味しくなるという。

◇太い「田舎」が好みではないので、細い「更科」を。
◇蕎麦が2種類選べる店だが、厨房を仕切る店の人はアジア系。

◇昼時、大学構内にある食堂にて、半熟かそうでないかで価格が異なる卵料理をやっつける。
◇3種選べる付け合せは全て「葉物」にしておく。

◇前日いただいた羊肉餃子を解凍しながら湯に放り込む。
◇みるみる脂が浮いてくる中、引き上げて具入り辣油で食す。

◇今日んところはこの辺にしといたるわ。

(了)

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February 11, 2013

『汝の名は「ソナマエ」』(最終回)

09:00
圧死寸前な敷布団の重みから抜け出すように起床。
購入済の新幹線指定席に座るくらいしか用事がないので、長閑さは留まることを知らない。

10:00
痛飲とはいえ、前日に深酒していない事実だけが出発時刻を早めてゆく。

10:20
@北区駅元町
駐車料金も払わずに横付けした駅ビルにて土産物を買い漁る。
内田百閒先生も愛した「大手まんぢゅう」と、隣家の飯さえ借りにゆく「ままかり」を購入。

10:55
@南区青江新保
最後の昼餉として選んだのは、「えびめし」。
海老ピラフ的な品を想像したが、やはりここでもデミグラスが攻めてくる。
真っ黒な炒め飯に剥き海老、錦糸玉子が散りばめられ、味は当然デミグラス。
付け合せのコールスローと肉入り雲呑スープを交互にいただく。

12:00
@北区後楽園
再び駅周辺エリアへ。
後楽園と岡山城を遠景で眺めて、撤収。

岡山県人が吝嗇(けち)なのは備前岡山藩藩主、池田光政公の倹約令に基づくという。
自らの贅沢さえ禁じた池田公は庶民に豪奢な食を許さず、故に「ばら寿司」は法の目をかいくぐる為に具を酢飯の中に隠して作られたと謂われている。
・・・って地元民が云ってました。

12:30
再び岡山駅へ。
駅構内で購入した「蒜山牛乳」を飲む。
「ひるぜん」と読む。

13:14
#1と#3に別れを告げ、のぞみ28号は2分遅れ発車。
自分の購入した指定席のはずが、既に座っている輩がいるので速やかに排除する。
男は「5と15を間違えた」などと意味の分からないことを繰り返しており、駆け付けた当局の職員に引き渡す。

14:40
「2月17日、自衛隊による不発弾輸送の為、浜松・豊橋間、時間運休致します」などと物騒な車内アナウンスが流れており、浜松・豊橋の地元民らの気苦労を憂う。

16:45
品川駅に到着。
#2と解散。
山手線に乗り換える。

17:15
一時帰宅。
肩から荷を下ろし、パッキング解除。

19:00
あれから宇田川町で羊や乳製品をあてに30年ヴィンテージワインを飲んだくれたりするのだが、それはまた別の話。
備前の旅はここで終わりを迎えるのだ。

(了)

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February 10, 2013

『汝の名は「ソナマエ」』(第3回)

10:30
起床。
朝食として何かしらのサンドを食す。
(何故かデジカメのタイムスタンプ機能が「1970年1月1日」と記録している為、正常な時刻が分からない。ここからはざっくりな時間で記録してゆく)

10:55
#2を伴って外出。
当然#1と#3は起きる気配はない。

11:35
@北区表町
アーケードを頂く商店街の一角にマーガレット・ハウエルのセールを示す看板を見付けて、ふらふらと左折する。
ハウエルには入りさえせず素通りだったが、メインの商店街と平行に伸びる路地をあてもなく歩く。

12:15
@北区表町
#1と#3が話していた店へ入る。
一枚板のカウンターに座って、看板商品を注文する。
◇支那そば、かつどん
麺とスープはいわゆる「中華そば」で甘味のある醤油味で青葱と叉焼が載る。
かつどんはカルチャショク度全開の「デミグラスソースカツ丼」である。
後載せの生玉子が添えられる。
地元民に問うと、岡山には「玉子とじのカツ丼」は存在しないという。
現時点で何故そうなるに至ったかまでは分からない。

12:45
@北区表町
備前を代表する老舗百貨店に入って階下より上を目指し、階段付近を徘徊する。(重要任務)
#1と#3より連絡が入り、百貨店に付属するロータリィで待ち合わせることに。

13:35
#3號に回収される。

13:55
@北区東古松(大元)
備前の「圧力釜調理フルセルフうどん店」。
◇かけ(並)、ちくわ天
棚より受け取ったうどんと器を自ら湯通しし、手ずからテボ(笊)にて湯切りしてからのタンク出汁(だし)かけ。
天かすと生姜をぶち込んで、知らない老夫婦が座る席に向かい、ものも云わずに真隣に着座。(青葱は失念)
うどんはこしが太くて強く、だしは・・・「いりこ」風味のような気がする。
気付けば既に三食目。
次がメインだというのに。

16:05
@瀬戸内市邑久町虫明
虫明牡蠣を喰い散らかす刻限だ。
裏寂れた廃墟のような漁港に隣接した立地。
四季にかかわらず葦簀(よしず)を張り巡らせた外観より引き戸から店内へ。
室内では炭火をがんがんに熾らせて海鮮を炙り殺している為、熱気と磯の匂いが外へと流れ出してくる。
60分という制限時間は満席にでもならない限り、追い出されないという。
仏頂なバイトより軍手とオイスターナイフを受け取り、発砲スチロールに山と盛られた殻付き牡蠣が鉄網に乗せられてゆく。
「酢醤油」しか用意されていないと聞いていたので、かねてから準備していた調味料を次々と卓上に並べる。
先客らの視線が熱い。
以下はその飛び道具の数々。
◇岩塩、黒胡椒
◇マヨネーズ、ケチャップ、オリーヴオイル、バター(チューブ型マーガリン入り)、パルメザンチーズ、レモン
◇食べる辣油
食べる辣油は意外と健闘した。
中でも秀逸だったのはバター。
チューブ型のマーガリン含有量過多とはいえ、掛け回すこと幾度。
最終的には酢醤油に戻るんですけどね。
やがて、結びと牡蠣の味噌汁が運ばれ、店側の牡蠣量減らし作戦と知りながらも喰い尽くす。
時折発生する、炭火での加熱による「殻破裂(シェルバースト)」や、生きながらにして身を焼かれる牡蠣どもの最期の足掻きとしての「高熱潮(ハイフィーヴァータイド)」は着ている衣類が駄目になるという破壊力を持つ。
小食組が座った長椅子の背後に置かれた殻入れとしてのバケツはキャパ超えを待つこともなく、一定量で追加投入を停止。
遅い四食目はここで終止符を打つこととなった。

18:10
一時帰宅。
何故か「大貧民(大富豪)」が開始される。
初見のローカルルールに馴染めないながらも、勝率は上々だったと自負しておく。
ジャックを用いた「Jバック」なる貧民向けの小技が小賢しくてブルジョアが崩れてゆく。(しかもうっかり自分出し)

22:42
@北区西市
小休止としての夜食。
◇塩かため、鶏唐揚げ、餃子
当店、漫画本が充実していたが、読みたい作品はなかった。

23:36
再びカードゲームに興じながらも、飲んだくれ始める。
賞味期限が切れたビール瓶がそこにある。

25:30
明日は東京に帰る日。

(續く)

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February 09, 2013

『汝の名は「ソナマエ」』(第2回)

10:25
敷布団の下で目覚める。
(寝相が神懸かっているわけではなく、掛け布団不足に悩まされているという理由から敷布団で代用)
朝食として何かしらのサンドを食す。

12:28
家主である#1と#3が起きてこないので、#2と散歩がてら外出。
小腹もあれだったので、昨日の深夜にたどり着けなかった「創業60年」を謳う店に来ている。
昼時なので混み合っているかと思えばそうでもない。
看板商品である「中華そば」を頼むと、無条件で半ライスも出てくる。
店主と思しき中年女性がアルバイトと思われる若い女子に「水サーバ」の置き方について厳しい指導をしていた印象が強く残る。

12:55
@北区岩田町
赤い鳥居が見えたので近付いてみる。
「法随稲荷大明王」を参拝。
由来らしき立て看板がないので、詳細は不明。

13:25
一時帰宅。
身繕いの為に浴室を拝借。
当家は近年まで五右衛門風呂を使用していたが、釜下で大鋸屑(おがくず)を燃焼させる作業が煩わしいのと、排水の為のポンプが故障した為、文字通り形骸化しており、現状では赤銅色の釜が埋められているだけである。

14:30
@北区駅前町
二度目の昼食と定め、#1と#3らの先祖が眠る墓掃除さえも兼ねて車両で出発。
平成の大合併の結果、同町名である「北区」が何処までも拡がっており、目的地は隣町なのだが、車両での道程は40分という。

15:45
@久米郡久米南町誕生寺里方
段々畑の急勾配な畦道を下り、ひとんちの敷地内へ。
#1と#3の先祖が眠る墓の掃除に立ち会う。
かつてはこの敷地内で山羊が放し飼いされていたが、現在では山羊小屋と柵が残るだけで存在は確認できない。
「やぎ見たい」と希望を述べても「あれは全然かわいくないし、むしろ怖い」との返し。
図体も角も巨大で威圧的かつ攻撃的だったという。
ひーじゃー汁にでもなったかしらね。(無責任)

坂を上がると、JR津山線誕生寺駅がある。
後で知るのだが、坂東武者として知られる熊谷直実が法然の弟子となって建立した寺院と聞いた。
岡山と埼玉県熊谷市は縁があったと知る。

16:10
@久米郡美咲町原田
「たまごかけごはん」が食べ放題の店へ。
満席の為、店頭で待つこと数分。
従業員の中年女性が「お釣りが不足しているからなるべく小さいのを使ってね」という旨を岡山弁で伝えるのだが、ヒアリングが難しいのを理由に高額紙幣を惜しみなく使う。
ごはんは「棚田米」、器は「桜湖焼」という。
卓上には「のり」「ねぎ」「しそ」とラベルが貼られたたれが備え付けてある。
醤油味に飽きた有志どもが惜しみなく消費してゆく。
わずか二膳で満腹。
旅テンションで正気を失っている同行者らが三杯目に突入しているを横目に退店。

16:50
@久米郡久米南町里方
鶏の
「串焼き」を20本買いテイクアウト。
正肉の間に串打ちされた、えんがわ状の脂身が秀逸。
家族向けの「丸焼き(1920g)」にこそ真の力があるという。

17:30
一時帰宅。
芯を替えたばかりの石油ストーブの威力が弱く、全員が外にいる格好で室内待機。

19:07
@北区磨屋町
#1の同窓会にのこのこと混ざりにゆく。
会場は駅前からやや離れた小路にあった。
善人だけが住む村に紛れ込んだ哀れな旅人を装わずとも歓待される。
しかも参加者である同級生の旦那が当店の板長を務めており、頼まずとも皿と鉢が出てくる出てくる。
以下は勧められるがままにいただいた品々。
結果的に備前焼の器まみれな卓上となる。

造り◇鰆、蛸、鰹、平目、はまち、〆鯖、他失念
逸品◇海鼠酢、海鮮さらだ(あわび入り)、揚げ出し豆腐、しらすおろし
煮物◇飯蛸
揚物◇天麩羅(海老、牡蠣、茄子、南瓜、他失念)、牡蠣ふらい
飯物◇釜飯(鯛、じゃこ)
酒精◇「米庄(京都)」(うろおぼえ)

「鯛わた」なる珍味を頼み損ねる。
一次会を撤収。
幾人かと解散し、幾人かと次へ。

xx:xx
備前における「咽喉を嗄らす会場」は何処も無駄に広く、運動量が増えざるを得ない。
都内と比較すると、広さは倍で価格は半値に近い。
暴れるしかないじゃないか。

xx:xx
泥酔ゆえの千鳥ィな#3を連れて帰宅。
何か喰おうと湯を沸かしての後の行動はまた別の話。
明日は牡蠣を貪り喰らう予定。

(續く)

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February 08, 2013

『汝の名は「ソナマエ」』 (第1回)

17:40
何ということだろう、これから旅に出るというのに旅装どころか旅アイテムの仕度さえしていない。
残された時間は少ないが、とりあえず家に帰ろう。

18:28
自室にてトートバッグに三日分の旅アイテムを詰め込み、旅装を決めあぐねて女子中高生的に前髪が気に入らない理由で学校を休むテンションにまでだだ下がってゆきそうになるが、そこはミドルエイジとして雑に解決してゆくしかない。

19:25
品川駅にいる。
同行者#1と合流。
37分発の新幹線への搭乗を予定していたが、#2が遅れてると連絡が入り、一本遅らせる。

19:45
同行者#2と合流。
次の新幹線の指定席は既に売り切れている。
品川駅で待機するのは危険過ぎると悟り、東京駅へと移動を開始する。

20:10
自由席車両前にできた行列は長く見えたが、それでも何とか3名とも席を確保。
のぞみ127号は定刻通りに西へと目指すのだ。
品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪、新神戸
この間に食した鮨と少量のアルコヲルで気絶する。
同行者#2は生涯に二度ほどしか新幹線に乗った経験がなく、まったく旅慣れていない動作を繰り返し、「飽きた」「眠れない」と喚き続けていたようだ。

23:35
岡山駅に到着。
迎えの車両が横付けにされて、とりあえず同行者#1の実家へ。
送迎の運転手は#1の弟である。
彼を#3と呼称する。

24:05
@本町
既に日付は変わっているので大くは望めないと知り、全国区で展開している郷土感ゼロな店に入る。
駄菓子には目もくれず、総勢4名で飲んだくれる。

26:20
@平和町
異国の地にて声を嗄らす。
帰路における#3の挙動が激しくて追い切れない。

29:17
@番町
カラクリ屋敷構造の木造家屋で寝泊り予定。
夜食と呼ぶには夜が明け過ぎた刻限にて麺類を手繰っている。
初日はこうして過酷に過ぎてゆくのだ。

(續く)

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February 07, 2013

『猛るも怯まじ』

◇伊語で"cielo serale"という店に来ている。
◇内容は割愛するが、複数の要素に起因するいかんともしがたい現象に見舞われて参加者は少々難儀していたようだ。
◇これも修業と諦めて、ぎうぎうと身体を押し込めて狭い席に座るしかなく、ただ春の夜の夢の如し、などと戯言を云ってみる。
◇ネット上での当店に対する評価の書き込みを眺めると、大人過ぎる前向き発言が目に付いた。

「ただ狭い分全体的に密着した感じで、10人くらいいても、みんなで話せる一体感のようなものは出るかもしれません」

◇この無間地獄では神の啓示に等しい投稿である。
◇神の領域には遥けき遠い。

(了)

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February 06, 2013

『野心と鋭意』

◇新宿区、10人も入れない坪数の店に来ている。
◇手作り感あふれる石窯を取り囲むタイルは色味は青基調。
◇以下は飲食の備忘録。

◇ルッコラのサラダ
◇カポナータ・・・冷製野菜のトマト煮
◇トマトの窯焼き
◇ピッツァ・ビスマルク・・・半熟玉子、パンチェッタ
◇ピッツァ・ナポレターナ・・・トマト、バジリコ、モッツァレラ
◇ボルゴ・サンレオ・ビアンコ(デキャンタ)
◇テッレ・フォルティ・サンジョベーゼ・ロマーニャ(ボトル)

◇仏文学者の著作本を持って帰ろう。

(了)

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February 05, 2013

『湯浴み本妻と@苗場』

◇『わたしが・棄てた・女』 遠藤周作(講談社)、完読。
◇前回は本編までを読了としたが、今回は解説を読み終える。
◇印象的には凡庸なる愚鈍なる人間像が、根源的に全対象の愛に生きる聖なる立ち位置まで昇華されるという、後に著す『キリストの誕生』につながってゆく。

◇異業種交流会招待状を受け取る。(隠喩)
◇来週辺りにでも。

◇拡散メガ粒子砲撃指令を受信。(暗喩)
◇あまり乗り気ではない。

◇米菓子喰いが止められない、深夜2時。
◇このまま横になるのが憚られつつも寝てしまおう。

(了)

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February 04, 2013

『約束のふぐプラン』

◇先日紛失したと思われた腕時計が発見される。
◇発見箇所:自宅マンション掲示板
◇! これで全てが氷解した。
◇当日、買い物帰りの主婦の気持ちで二の腕を曲げた状態でエコバッグを左手首に下げていた。
◇左腕を下げれば当然、ニュートン力学的にバッグは左手首に装着された腕時計に過剰なGを加え、自由落下を目指そうとする。
◇バッグを掌に持ち帰ることもなく手首に引っ掛けたままで行動した結果、腕時計のベルトが壊れて落下したことにも気付かなかった。
◇そして、拾得者は現場に残すのも如何なものかと考えたのだろう、腕時計は無残にもベルト部の軸が曲がり、本体から分離した状態で掲示板に吊るされていた。
◇済まなかった済まなかったと親子は涙の対面を果たすのだ。(子は無言)

(了)

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February 03, 2013

『鯉ハ美水路』

◇特に何もない。
◇ひきこもろう。
◇覚え書きとして食の記録を。

◇朝:"Tunisian curry", "Viron baguette retrodor"
◇朝から大仰な品を食しているように見えるが、前夜にいただいたいただきものである。
◇昼:アンチョビとバターのフェデリーニ
◇近所の輸入食材店でで購入したヒマワリ油漬けアンチョビを使用。
◇間:"Häagen-Dazs Cookie & Cream"
◇・・・何故こんなものがここにある。
◇夕:「氷見うどん はとむぎめん」
◇麺は蕎麦色。

『わたしが・棄てた・女』 遠藤周作(講談社)、読了。
◇愚鈍で凡庸な女が貧者への過剰なシンパシィを抱いた結果、不幸のずんどこに叩き込まれ、浅はかな動機を発端に苦痛を共有する聖女として描かれる。
◇これは遠藤のジーザス像に他ならない。
◇愛だろ、愛。

(了)

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February 02, 2013

『柊スミカの夢色図鑑』

◇渋谷区で催されているファミリィセヱルに来ている。
◇特に目当てもなかったのだが、適度にうろうろして結果的に衣類二着と小物一点を購入した。

◇一軒目。
◇「転がる石」という名のバンドに因んだ内装である。
◇あまり好まない国産ビアしか置いていない。
◇これも修行と理解する。
◇夕刻に向かうべき店をWebにて何軒かあたってみるが、何処も「全席禁煙」表記で萎える。
◇それでも運命の車輪は回り出すのだ。

◇二軒目。
◇チャイナなきぶんで移動。
◇当初は小龍包と決めていたが、妥協に妥協を重ね、最終的に火鍋という着地点を見出した。
◇以下は攻めの数手。
◇火鍋(烏骨鶏コラーゲン、鹿児島産アベル六白豚、羊肉、レタス、薩摩芋春雨、緑豆生春雨、他)
◇正宗式麻婆豆腐
◇青菜(A菜)腐乳炒め

◇三軒目。
◇Vinな店へ。
◇Vinは止しておく。
◇"Bruichladdich"
◇マン島出身者が日本語を喋っている。

◇さて帰ろう。

(了)

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February 01, 2013

『索餅日記』

◇千代田区に来ている。
◇十五年以上通い詰めて先年惜しまれつつ閉店した立ち喰いそば屋の跡地に開店したのはやはり同形態の店だったが、以前とは店主も異なる為、当然商品も一新している。
◇券売機に貼られた説明書きを眺めると、「田舎(太麺)」と「更科(細麺)」があるという。
◇更科を「かけ」で頼んでみる。
◇小振りな器を満たす、おろし生姜が添えられたつゆは悪くはない。
◇何故か円柱形である田舎の無骨さに比べると更科は繊細である。
◇前店舗の後継には程遠いが、これはこれで受け入れるとしよう。

(了)

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